出版社内容情報
講談社創業100周年企画第1弾!
いま、わたしたちのこころのふるさとを求めて
作家・五木寛之が、全国100の古寺を訪ねる。
女たちの思いを包みこむ寺―――――――室生寺
現世での幸せを祈る観音信仰――――――長谷寺
時をスイングする2つの塔――――――――薬師寺
鑑真の精神が未来へ受け継がれていく――唐招堤寺
市井にひっそりとある宝石のような寺―――秋篠寺
聖徳太子への信仰の聖地――――――――法隆寺
半跏思惟像に自己を許されるひととき―――中宮寺
日本で最初の宗教戦争の舞台――――――飛鳥寺
浄土への思いがつのる不思議な寺――――當麻寺
日本が日本となるための大仏――――――東大寺
五木 寛之[イツキ ヒロユキ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともとも
6
奈良のお寺にいる感覚というか そのお寺が建てられた時代にいる感覚などなど 陥りつつも、奈良に旅行に行きたくなりました。 それに、佛教は奥深く、とても勉強になりますし これからの人生についても深く考えさせられました。2012/07/07
KAZOO
2
五木さんが、ご自分で選んだ日本のお寺の百選を歩かれた、紀行文集です。全10巻すべて積読にしていますが、司馬遼太郎さんの積読分が結構はけたので、少しづつ消化していこうと思っています。この紀行文と寺の周りを含めた旅行案内がセットになっているのでこれを参考に旅行される方にはいいのではないかと思います。第1巻が私の好きな奈良なので(飛鳥と當麻を除いては訪問済み)さらっと読むことができました。やはり秋篠寺はいいですね。2013/08/01
magpie
2
仏教の始まりの地、奈良からこの百寺巡礼がスタートを切る。それ事態が大きい意味をもった1巻だと思います。奈良が好きな私は、この本を読んでますます行きたくなりました。仏教を学ぶのはとても難しいです。ですが、この本を読むとまずは自分が見た物・感じた物が重要なんだと気づかせてくれます。そこから学びの1歩とする。そしてまた、違う視点で見に行き、自分の先を見つめる。とても良かったです。2013/06/02
yearning for peace
1
いつしか古寺に興味を持つようになった。門の扉をようやく叩いた程度だが、時間とお金があれば、ゆっくりと巡り、歴史に浸りたいものだ。とりあえずその気分に少しでも浸れるかと、本書を紐解きました。室生寺に行ってみたくなりました。2008/03/05
半べえ (やればできる子)
0
★★★2011/01/16