講談社文庫<br> 晩年の研究

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講談社文庫
晩年の研究

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062739412
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0195

内容説明

齢五十を超える。残された時間を数える。お金、夫婦、家族、そして生きがい…。過去から脱皮し、より成熟した黄金の日々をすごすためにはどうすればよいのか。自己を見つめ、第二の行路に踏み出した十人の姿を鮮やかに描き、充実した人生の心構えを学びとる。文庫化にあたり著者と読者の座談会を収録。

目次

第1章 晩年という考え方
第2章 新人生発見の人たち(「人生は設計図に!」―富田牧夫の場合;私の生きた時代を確認するために―北田栄道の場合;インドネシアに幼稚園建設―青木児朗の場合;挫折したあとに発見したもの―清水光広の場合;新しい人生を見つめる契機―吉田昌之の場合 ほか)
第3章 晩年への知恵

著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、北海道札幌市に生まれる。同志社大学文学部社会学科卒業。日本近代史、とくに昭和史の実証的研究を志し、各種の事件関係者の取材をとおして、歴史のなかに埋もれた事件・人物のルポルタージュを書く。現在、個人誌『昭和史講座』(年2回刊)を主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とみやん📖

11
残念ながらさほど面白くなかった。 「研究」というだけあって、本人が模索中だし、自信のなさがタイトルにも表れたのかな。 10人の晩年に向けた生き方を紹介しているが、さほど教訓も汲み取れず、ふーん、で終わる。 その前後にある評論も最後付録的に載っている座談会も、内容が乏しい。著者を誉め上げておしまい。同人誌レベル? 折角4000人もの昭和の生き証人へインタビューをした実績があるなら、もうちょっと示唆に富んだものにして欲しかった。2019/01/08

マーク

8
よくこのような側面に光をあてた。但し、余りに世代を類型化し過ぎかな。人生を設計図通りに生きる事を神聖化した事例は理解出来ず。2014/03/24

くらーく

2
一流の人の周りは一流なのかね。いまどき、こんなに退職金は出ないでしょ(出るのか?) 悠々自適な老後なんて、いまや死後だよなあ。2016/07/01

you

2
二流ビジネスマンの私も具体的に考え始めていたところにどんぴしゃのこの本!なるほどと参考になるところも多いが、やはりここに登場する人物は晩年を迎える前は仕事も一流の人であった。経済的にも、家庭的にも恵まれた人である。二流のひとはどこまで行っても二流である。2016/05/11

VC

1
チャレンジに年齢は関係ない2011/12/04

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