出版社内容情報
私の心にパリが刻んだ光と影
国際派女優・岸惠子。映画監督イヴ・シャンピとの結婚のために、20代で単身フランスに渡って以来、激動のヨーロッパで暮らした歳月は、筆者の心に何を刻み込んだのか――。チェコ人青年との淡い恋物語「栗毛色の髪の青年」、アパルトマンの煙をめぐる大騒動「女のはったり」ほか、12の珠玉のエッセイを収録。
岸 恵子[キシ ケイコ]
著・文・その他
町田 康[マチダ コウ]
解説
内容説明
国際派女優・岸恵子。映画監督イヴ・シァンピとの結婚のために、二十代で単身フランスに渡って以来、激動のヨーロッパで暮らした歳月は、筆者の心に何を刻み込んだのか―。チェコ人青年との淡い恋物語「栗毛色の髪の青年」、アパルトマンの煙をめぐる大騒動「女のはったり」ほか、十二の珠玉のエッセイを収録。
目次
影絵の中のジャン・コクトオ
追悼
輪舞の外で
ラスト・シーン
栗毛色の髪の青年
「君はヴェトナムで、何も見なかった」Tu n’as rien vu au Vi^etnam!
影を失くした男たち
女の不思議
女のはったり
遊覧船
夜を走る影
ホームレスと大統領
著者等紹介
岸恵子[キシケイコ]
横浜生まれ。映画女優、作家。1957年、医学博士から映画監督になったイヴ・シァンピとの結婚のため渡仏。以来パリ在住。夫から強い影響を受け、ジャーナリスト、作家として活躍の幅を広げる。主演女優賞をはじめ数多くの賞を受賞。96年から、国連人口基金親善大使。著書、『巴里の空はあかね雲』(日本文芸大賞エッセイ賞受賞)『砂の界へ』『ベラルーシの林檎』(94年日本エッセイストクラブ賞受賞)
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感想・レビュー
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