内容説明
改革も闘争も創造も、最後は勇気があるかないか、この一点が勝負を決める。幕末の混乱期に、類まれなる勇気を持って時代を切りひらいた、坂本龍馬と西郷隆盛。この二人の勇気の源とは?歴史小説家・津本陽が資料を駆使し分析。どの底の日本を変えるために何が必要か。龍馬や西郷の生きかたに答えがある。
目次
序章 勇のはじまり
第1章 変革の勇
第2章 飛躍の勇
第3章 摂取の勇
第4章 艱難の勇
第5章 交渉の勇
第6章 機略の勇
第7章 進退の勇
終章 勇のゆくえ
著者等紹介
津本陽[ツモトヨウ]
1929年、和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。1978年、『深重の海』で直木賞、1995年に『夢のまた夢』で吉川英治文学賞を受賞。1997年、紫綬褒章受賞
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