出版社内容情報
人気吸血鬼画家謎の失踪! その行方は?!吸血鬼画家ミラルカが謎の失踪を遂げる。一人息子のレイは彼女からの手紙残された画集から、彼女の行方を追う決心をする! 幻想作家井上雅彦新境地!
内容説明
宮島レイ、12歳。母親は有名な吸血鬼画家、ミラルカ。ふたりきりの生活だけれど、仲良く幸せに暮らしていた。ところが、ミラルカは彼の前から忽然と姿を消してしまった…。そんなある日、3人の刑事が彼女の消息を尋ねにやってくる。とある殺人現場に、彼女の絵の切れ端が落ちていたという。なんと、国際的な陰謀に捲きこまれたかも知れない!母さんはヨーロッパに?助け出せるのはぼくだけだ!ところが、レイに残されたのは、たった一冊の幻の画集。鍵を握るのは、不思議な少女。異国への旅に踏み切るレイを、追ってくるのは国際警察?それとも闇の異形たち?妖しくも美しい国から国へ、スリルとホラーとサスペンスの冒険がはじまる…。
著者等紹介
井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960年東京生まれ。射手座。幼い頃から「ミステリーゾーン」や「ヒッチコック劇場」などのテレビ番組に影響されて、怪奇幻想、SF、そしてミステリに並々ならぬ関心を抱く。その後、中学生の頃からショートショートを書き始めて、1983年に星新一ショートショート・コンテストで「よけいなものが」が優秀賞を受賞し、作家としてデビュー。その後、ホラー、ダーク・ファンタジー、幻想ミステリの分野で、多岐にわたり作品を発表し続ける。1997年からは書き下ろしホラーアンソロジー『異形コレクション』の編纂も手がけ始める
小島文美[コジマアヤミ]
東京生まれ。幻想怪奇、ジュブナイルや歴史小説の挿絵、ゲームパッケージ・キャラクターデザインなどの分野で活躍するイラストレーター。コナミのゲーム『悪魔城ドラキュラ』等でもヴァンパイアに関わるデザインを手がけた。重厚なタッチと繊細な書き込み、何よりもその美しい絵に魅了されるファン多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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