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内容説明
「聖職者」と呼ばれる学校の先生たちは、まじめで勤勉なイメージゆえに、ちょっと逸脱した行為に走ると中傷の的になる。先生たちの心は、いつも緊張状態だ。多発する先生の異常行為と犯罪、そして子どもの凶悪犯罪や学級崩壊。憂うべき問題を山ほど抱えている学校に忍び寄る心の病。本書は実際の先生たちの臨床例を多数取り上げ、隠された精神性疾患の病理を明かし、併せて、適切な治療法と対応策も詳細に解説。
目次
第1章 人間関係が表面的で希薄な先生たち
第2章 なぜ、子どもは「事件」を起こすのか
第3章 特有のストレスで先生の心が疲れている
第4章 現実から逃げようとしている先生たち
第5章 先生にも親にも知っていてほしい子どもの心の病
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねっしー
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学校の先生に向けたアドバイスの本というよりは、精神病などの説明と学校での事例が載っている本。うつ病や神経症など、様々な症状のちがいについては理解できたが、対応策がどちらかというと抽象的。一教師としてこの理解を現場にどう還元していくかまで、具体的に知りたかった。2015/02/26
かずぴー
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環境を変えられないなら自分が変われ!!変わらないことをグチグチ言ってもしょうがない。今日はこのことが実践出来た。いつものように図書館で過ごしていた時のことだ。耳元に蚊が飛行するような音が気になった、音の詳細は靴下で床を擦る貧乏ゆすり。近くの席の人が発していた。貧乏ゆすりはしないようにしているし、なにより靴下というのが気に入らない。ましてやリズミカルな音付き。即席を立った。これが環境を変えるってことだろう。2014/07/18