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内容説明
考え抜かれたパズルの中のへ理屈に思える発言に論理の真髄がかくれている。余計な情報に惑わされずに「論理そのものを判断する能力」すなわち「論理力」を身につけてはじめて「直感力」や「ひらめき」が生まれる。パズルを解いて学ぶ論理の基礎。
目次
第1部 猫耳のOLは猫耳ではない(真実、および「ウソと偽」;「ではない」(否定)negation
2重否定
論理的同値 ほか)
第2部 矛盾からはどんな結論も導き出せる(論理が正しい;対偶;背理法;「矛盾からはどんな結論も導き出せる」 ほか)
著者等紹介
小野田博一[オノダヒロカズ]
東京大学医学部保健学科卒。同大学院博士課程単位取得。日本経済新聞社データバンク局に約6年間勤務。JPCA(日本郵便チェス協会)第21期日本チャンピオン。ICCF(国際通信チェス連盟)インターナショナル・マスター。JPCA国際担当(ICCF delegate for Japan)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lee Dragon
25
猫耳のOLは猫耳でない。猫耳のOLはOLではない。故に、猫耳ではない、または、OLではない。 発言が真実であるかどうかは別として論理学はとても頭を使う。正直飛ばしたので、もう一度お手合わせ願いたい。2018/03/21
SOHSA
19
論理の基礎について非常に分かりやすく丁寧に解説されており、頭の体操やクイズを解く感覚で気軽に読むことができた。しかし一方では若干の物足りなさも。終始、難易度がほとんど変わらないので刺激が徐々に鈍化し、正答した際の達成感に欠ける面が多々ある。やはり頁が進むにつれ難易度がもっと増すほうが解けたときの喜びは大きい。2013/07/10
Ken Sugawara
1
頭の体操になるが、難しかった。この本の内容をスラスラと理解できる人がいたら、それはとても頭の回転の速い人なのだろう。そんな人を目指して、いずれ再読したい。論理学の本としては、とても易しい部類だ。2013/06/14
本郷喜千
1
人に勧めたついでに三回目の読了。論理の本はたくさんあるがほとんどは論理とは無関係のことが書いてある。一方この本はクイズ形式だが論理の基本に立ち返らせてくれる。第一問「猫耳のOLは、猫耳ではない。」2013/02/11
tadashi
1
どうも解説が屁理屈に聴こえてしまい、ろんりてきってむつかしいなあ・・・と感じる。2011/08/26