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内容説明
「電子のやり取り」のことを、化学では「酸化還元」と言います。暗記するしかないと思っていた無機化学は、実は「電子のやり取り=酸化還元」でその大部分を、すんなり理解することができるのです。化学の「理屈と面白さ」がわかる、絶好の入門書。
目次
第1章 準備
第2章 金属を作る
第3章 酸化と還元の考え方
第4章 酸化か還元かを見分ける―酸化数の使い方
第5章 遷移元素の酸化数
第6章 酸化のされやすさ
第7章 酸化剤と還元剤
第8章 電気分解
第9章 電池
第10章 有機化合物における酸化還元
特別付録 高等学校の化学の教科書に出てくるおもな無機化学反応
著者等紹介
平山令明[ヒラヤマノリアキ]
1948年、茨城県生まれ。1974年東京工業大学大学院修了。協和醗酵工業(株)東京研究所主任研究員、ロンドン大学博士研究員、東海大学開発工学部生物工学科教授(1991‐2002年)を経て、2003年より東海大学医学部医学科基礎医学系分子生命科学教授。理学博士。現在の研究課題は、より良い医薬品の開発を目指した医薬品分子設計。そして、この研究を行うための基礎であるコンピュータ科学、インフォマティックスおよびX線結晶解析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
6
結局、教科書に書いてあるけど、読まないから理解できないだけでしょ…。読む時間を作ろうよ。2014/01/20
H2O_HoriHori
4
科学読み物。 高校化学が嫌いすぎて諦めた人向け。中にある化学反応を真面目読むと化学嫌いが再発するので、「へぇ、電子の授受で物質の特性を変えて社会に役立ててるんだー」くらいに読むことをオススメする。だいたいそうなので。 暗記を不要としながら予告なく新しい用語が出るので、本の端から端まで理解したい人には向かない。化学への苦手意識を払拭するには本書をさらっとよんで電子の動きで化学を観れるようになってからでも良いと思う。2022/08/10
かつお
2
酸化還元を改めて勉強。電子の活躍っぷりを改めて感じた2015/02/04
たっつみー
1
高校の時の化学で酸化還元はどの程度やったのだろう。全く記憶にない。でもここまで詳しく電子の動きを学ばなかったのは確か。高校時代に戻りたいとはあまり思わないが、化学と地学と地理は学んでみたい。2023/07/18
おた坊
1
私にはちと難しく感じました。他の方のレビューみて、すごいなあと関心しました。でも再読したいです2013/05/19