青春は燃えるゴミではありません

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

青春は燃えるゴミではありません

  • 村上 しいこ【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2017/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 30pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 11時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062206051
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『言葉の力』をテーマに高校生たちの青春模様をいきいきと描くYA小説シリーズ。野間児童文芸賞受賞作・三部作の完結編。野間児童文芸賞受賞作『うたうとは小さないのちひろいあげ』から始まった短歌小説3部作の完結編。
主人公の白石桃子は3年生になり、うた部(短歌部)の部長になります。
パティシエになりたいという将来の夢を胸に日々を送りながら、それを許さない家庭の事情を知る桃子。一方では部長としての重責もあり、自分を励ます日記を綴りながら、部長の役目を果たそうとしますが・・・。
ずっと一緒だった友だちとも、まもなく別の道を歩むことになる時期。でも、一緒に過ごした日々がなんと貴重なことなのか、そして、自分の未来を輝かせるために今大事なことは何なのか。3部作ではありますが、この1冊だけでも読み応えたっぷりの青春小説です。

村上 しいこ[ムラカミ シイコ]
著・文・その他

内容説明

パティシエになりたいという将来の夢を胸に、高校生活最後の年を迎えた桃子。でもその希望の前に、家庭の事情が大きく立ちはだかる。夢をあきらめられる?それとも?短歌甲子園をめざす高校生たちの青春小説!

著者等紹介

村上しいこ[ムラカミシイコ]
三重県生まれ。『かめきちのおまかせ自由研究』で第37回日本児童文学者協会新人賞を、『れいぞうこのなつやすみ』で第17回ひろすけ童話賞を受賞(どちらも長谷川義史・絵)。『うたうとは小さないのちひろいあげ』で野間児童文芸賞受賞。著書に絵本、幼年童話、YA小説ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風眠

86
青春の中にいる時には、それがどんなに貴重で限られた時間であるか、気づかずに通り過ぎてしまう。何かに夢中になって、一生懸命になって、好きになって。高校三年生、大人でもないし、子どもでもないし。その狭間で揺れ動く心を言葉でつなぎ、三十一文字に乗せる。そこに書かれている言葉を議論し、書かれていない想いを知り、自分の「ほんとう」を知る。苦しさも、ままならなさも、嫉妬も、全部。経験してまた、ひとつ、ひとつ、克服して。その先に待っている未来はわからない。けれど、一歩を踏み出すのも、壁を乗り越えるのも、自分次第なのだ。2018/04/02

とろこ

81
高校生時代が懐かしくなった。大人になった今は、「若いっていいよね~」と思う。でも、実際には、辛いことや悲しいこと、理不尽なことに押し潰されそうな不安を抱えていたような気もする。嫉妬やすれ違いがありながらも、いい友人や先輩に恵まれた主要登場人物たちには共感を覚え、桃子の両親には反発を感じた。友郎の性格も好きではないけれど、憎み切れない。先生方が理解ある大人で良かった。短歌や老人養護施設での出会いを通して、「私には私の人生を前に進める責任がある」と悟った桃子が、とても輝いて見える。さあ、私も前を向いてみよう。2017/08/13

みかん🍊

78
短歌甲子園シリーズ第3弾、これが最終みたいです。清ら達が卒業して部長になった桃子、パテシエになる夢のため専門学校への進学を考えていたのに家庭の事情で進学が厳しくなり友人たちとの関係やうた部での活動や部長としても何もかも上手く行かなくなる、自分は親の立場なので、もし家計が苦しくなっても夜逃げする程まで追い込まれていないなら、就職させようとするより無理しても奨学金を借りてでも夢を持って進学したい子供を応援するけどなと桃子の両親にいらいらした。2017/08/10

itica

57
「うた部」第3弾。そして月日は流れ、3年生に進級した桃子を中心とするうた部。自分の将来に立ちはだかる壁。どうしようもないのか、何か手立てはあるのか、思い悩む桃子と友人との軋轢。そして慰問先の老人施設の入居者との約束を果たすため、うた部は短歌甲子園を目指す。日向岬で桃子の詠んだ歌と、それを電話で聴く老人のシーンが堪らなく感動的。歌に込められた溢れるほどの思いがひしひしと伝わってくる。短歌や俳句など短い言葉で綴る独特の表現は本当にすばらしい。日本人で良かった♪ 2017/09/07

ででんでん

49
村上しいこさん‼「れいぞうこのなつやすみ」シリーズだけでなく、「こんとんじいちゃん…」ばかりか、こんな本も書かれていたのですね。しかも、これは三部作の最終話だったとは…。俳句は私にはどうも短くて、新聞の週1回の短歌欄はいつも楽しく音読⁉しています。自分では詠めないけれど、短歌を詠んだり推敲したり、とてもいいなと思いました。そして、作品をアピールしたりディベートしたり、それもみずみずしい高校生が。最後は涙涙。改めて最初の作品から、桃子達の成長を追いかけて読んでみよう。2017/10/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11937822
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。