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幸腹な百貨店―デパ地下おにぎり騒動

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  • サイズ 46判/ページ数 290p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062205696
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

堀内百貨店のデパ地下刷新に取り組む伝治は大人気のおにぎり屋「米よし」を出店させようとするが…。『居酒屋ぼったくり』の著者新作「迷わば進め」のバブル部長・伝治は
絶品おにぎりを誘致できるか?

堀内百貨店の「聖域」デパ地下に手を付けた
事業部長の伝治は、人気おにぎり店に通うのだが……

『居酒屋ぼったくり』の著者、最新作!

「なんでもあるのに欲しいものはない」デパートの未来は?
                        
売り上げ減少で閉店のピンチにあった堀内百貨店は
どうにか危機を脱したものの、依然、低迷が続いていた。
事業部長の高橋伝治はデパ地下テコ入れのため、
名古屋で大人気のおにぎり屋を出店させようとするが、
店主はとことん頑固者。
「類友」の高島マーケティング部長、「マドンナ」瑠衣などの
協力を得た伝治に秘策はあるのか?

第一章 祭りのあと
第二章 でき立てのおにぎり
第三章 古湊商店街の総菜屋
第四章 総菜売り場の新テナント
第五章 新しい企画
第六章 欲しいものがある場所


秋川 滝美[アキカワ タキミ]
著・文・その他

内容説明

売り上げ減少で閉店のピンチにあった堀内百貨店はどうにか危機を脱したものの、依然、低迷が続いていた。事業部長の高橋伝治はデパ地下テコ入れのため、名古屋で大人気のおにぎり屋を出店させようとするが、店主はとことん頑固者。「類友」の高島マーケティング部長、「マドンナ」瑠衣などの協力を得た伝治に秘策はあるのか?

著者等紹介

秋川滝美[アキカワタキミ]
2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、『いい加減な夜食』(アルファポリス)にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

115
幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動。一難去ってまた一難堀内百貨店、中部事業本部長高橋伝次さんと花村瑠衣さんのコンビと若手社員上手く絡み合ってきましたね、次巻はどんな食べ物が騒動になるのか楽しみですね。2018/05/23

113
売上低迷が続くデパートの再生物語。デパートの関係者だけで無く、商店街の人達と一緒になって盛り上げようとしているのが、読んでて良い気分だった。出来たてのおにぎり、ウマそ~2020/02/13

Yunemo

98
地方百貨店の生きる道って難しい。それよりも地方に限らず、百貨店という業態自体が危機の真っ最中の時代。その中にあって、デパ地下の魅力はまだまだ。値段の違いから言えば、コンビニに軍配が上がっているようですが。本作はおにぎりに焦点をあてての展開です。難しいですよね。デパ地下というと、自身は相乗効果の集大成的な面を持っている場、と捉えているのですが。新しい見方、コンビニとイートイン、百貨店とフードコーナー、こんな組合せ。一人で来て、食べて、帰る、この寂しさを感じるのは自身だけじゃないはず。その解消策に無理感も。。2019/09/23

ぶんこ

69
堀内百貨店の売上げ低迷を脱する為に奮闘する若手たち。その若手の意見をキチンと聞いて対応する伝治が素晴らしい。こんな上司がいたら頑張れます。「欲しい物が無い百貨店」には「そうそう」と共感。せいぜいデパ地下の人気店に年に数回行くだけ。数十年前にはデパートのバーゲンが頻繁にあり、結構行っていたけど、今はバーゲン情報が入ってこない?時雨あさりのおにぎり、名古屋の手羽先、食べたい食べたい。「ふるさと創生資金」の仕組みに仰天しました。ハードル高いですね。2017/08/02

まちこ

63
《図書館本》そうだよね、ひとつイベントが成功したからって即効地域活性化とかするわけないんだよね。個人商店の高齢化と後継ぎ問題、シャッターのお店が増えるのも頷ける。町に寄り添い、生活の間近にあるのが繁盛してるお店だと思う。不特定多数が給仕する食品の危険性は最近の事件であった通り。少し過剰なくらいの衛生管理がないと怖いかも。でも若い力も育ってきてこれからが楽しみ。2017/09/30

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