出版社内容情報
僕は親友と宗教法人を起業した。修行をつめば人格を再起動できる、そんな教義の教団は順調に発展、しかし思いがけない展開に…。僕は、大学時代からの親友と教団を作り、起業した。その名も「リブート(再起動)教」。
人格をパソコンのソフトに見立て、「修行を積めば、不要な機能をオフにして再起動できる」そんなもっともらしい教義だった。
順調に入団希望者は集まり、教団は発展。しかし思いがけない展開に…。
群像新人賞作家による、どこか怖ろしくも切ない、一気読みの中編「再起動」。
他に、自作の相撲ゲームを究めようとする男と、彼のつくった架空の力士「高田山」を通して「神」を描く、ユーモラスな短編「高田山は、勝った」を収録。
再起動
高田山は、勝った
岡本 学[オカモト マナブ]
著・文・その他
内容説明
僕は大学時代からの親友と教団を始めた。PCのセーフモードに着想を得た、その名も「リブート教」。「修行を積めば、人格を再起動して生きづらさから楽になれる」という教義に、順調に信者は集まるが…。(「再起動」)。相撲ゲームのプログラムに反して、連勝を続ける小兵力士「高田山」。彼を通して「神」をユーモラスに描く。(「高田山は、勝った」)
著者等紹介
岡本学[オカモトマナブ]
1972年、東京都生まれ。早稲田大学大学院国際情報通信研究科博士課程修了。博士(国際情報通信学)。会社勤務を経て、神奈川工科大学情報学部准教授。『架空列車』(講談社)で第55回(2012年)群像新人文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめ
R
mayu
Akirajimusyo
torami