出版社内容情報
定年? それがどうした。枯れるのも、下を向くのは早すぎる! 時代のトップランナーが同世代に活力と元気を与える魂のメッセージ。
<「島耕作」連載30周年記念企画>
漫画家として常に第一線を走り続けてきた弘兼憲史氏。1947(昭和22)年生まれで、現在66歳。転職と思える職業につき、今なおトップランナーであり続け、創作意欲はとどまるところを知りません。
その一方で、近年、友人や「島耕作」で取材してきたビジネスマンの同世代が次々定年を迎えるようになり、元気と活力を失っているように見えることが気になるようになった、といいます。そうした50~60代の元気のなさと、日本全体がいまひとつ元気がない様が重なって見える、と。
しかし、と弘兼氏は言います。戦後の窮乏を乗り越え、日本経済を発展させてきた僕ら世代は、枯れるのも下を向くのもまだ早すぎる。定年を迎えたからこそできること、社会から必要とされる役割があるはず。自分たちのルーツを見つめ、やってきたことを思い出せば、明日にチャレンジ精神を取り戻しせるはず。そして、まだまだいっしょに頑張ろうではないか──。
弘兼氏自身が自分のルーツ、歩みを紐解きながら、同世代には「まだまだやろうぜ!」という熱きエールを、後輩世代には楽しく、人生自己責任で、主体的に生きるための「ヒロカネ流人生成功論」を語ります。意外な素顔が明らかになるとともに、不思議と勇気が出てくる1冊です。
内容説明
なぜ、あなたは苦しいのか?なぜ、あなたは過去ばかり振り返るのか?なぜ、あなたは幸せを実感できないのか?みずからのルーツを振り返り、人生を一変させる「生きるヒント」。「大人」のための新・人生バイブル。
目次
僕のルーツ
親父の戦地での経験
性格が真逆の親父から学んだこと
戦後間もない昭和22年
世の中全体が波瀾万丈だった幼少期
幼稚園で自覚した(?)絵の才能
神武景気が到来した小学生時代
ずっと漫画家を目指していたわけじゃない
我がふるさと山口県岩国市
身近な存在だった米兵〔ほか〕
著者等紹介
弘兼憲史[ヒロカネケンシ]
漫画家。1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、松下電器産業(現パナソニック)本社販売助成部にて勤務。退職後、1974年に『風薫る』(小学館)で漫画家デビューを果たし、多くの作品を発表。主な受賞歴は、第30回小学館漫画賞『人間交差点』、第15回講談社漫画賞『課長島耕作』、平成12年度第4回文化庁メディア芸術祭優秀賞・平成15年度第32回日本漫画家協会賞大賞『黄昏流星群』。2007年、柴綬褒章を受章。また、人生論的エッセイも多数出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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