ヒロカネ流―後半生は「人生楽しんだもん勝ち」

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062188395
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

定年? それがどうした。枯れるのも、下を向くのは早すぎる! 時代のトップランナーが同世代に活力と元気を与える魂のメッセージ。

<「島耕作」連載30周年記念企画>
 漫画家として常に第一線を走り続けてきた弘兼憲史氏。1947(昭和22)年生まれで、現在66歳。転職と思える職業につき、今なおトップランナーであり続け、創作意欲はとどまるところを知りません。
 その一方で、近年、友人や「島耕作」で取材してきたビジネスマンの同世代が次々定年を迎えるようになり、元気と活力を失っているように見えることが気になるようになった、といいます。そうした50~60代の元気のなさと、日本全体がいまひとつ元気がない様が重なって見える、と。
 しかし、と弘兼氏は言います。戦後の窮乏を乗り越え、日本経済を発展させてきた僕ら世代は、枯れるのも下を向くのもまだ早すぎる。定年を迎えたからこそできること、社会から必要とされる役割があるはず。自分たちのルーツを見つめ、やってきたことを思い出せば、明日にチャレンジ精神を取り戻しせるはず。そして、まだまだいっしょに頑張ろうではないか──。
 弘兼氏自身が自分のルーツ、歩みを紐解きながら、同世代には「まだまだやろうぜ!」という熱きエールを、後輩世代には楽しく、人生自己責任で、主体的に生きるための「ヒロカネ流人生成功論」を語ります。意外な素顔が明らかになるとともに、不思議と勇気が出てくる1冊です。

内容説明

なぜ、あなたは苦しいのか?なぜ、あなたは過去ばかり振り返るのか?なぜ、あなたは幸せを実感できないのか?みずからのルーツを振り返り、人生を一変させる「生きるヒント」。「大人」のための新・人生バイブル。

目次

僕のルーツ
親父の戦地での経験
性格が真逆の親父から学んだこと
戦後間もない昭和22年
世の中全体が波瀾万丈だった幼少期
幼稚園で自覚した(?)絵の才能
神武景気が到来した小学生時代
ずっと漫画家を目指していたわけじゃない
我がふるさと山口県岩国市
身近な存在だった米兵〔ほか〕

著者等紹介

弘兼憲史[ヒロカネケンシ]
漫画家。1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、松下電器産業(現パナソニック)本社販売助成部にて勤務。退職後、1974年に『風薫る』(小学館)で漫画家デビューを果たし、多くの作品を発表。主な受賞歴は、第30回小学館漫画賞『人間交差点』、第15回講談社漫画賞『課長島耕作』、平成12年度第4回文化庁メディア芸術祭優秀賞・平成15年度第32回日本漫画家協会賞大賞『黄昏流星群』。2007年、柴綬褒章を受章。また、人生論的エッセイも多数出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すうさん

3
弘兼さんのエッセイは本書以外に何作も読んだ。もちろん漫画もたくさん読んでいる。一番有名な島耕作シリーズでは、人生を駆け上った主人公がヒーローのようで、私には追いつけないところがある。「黄昏流星群」では人生の悲哀が描かれていてこちらの方が好きだ。人生は人それぞれで自分のままならないことばかり。だが同時に人は自由だということをこの漫画では感じることができる。著書は生真面目で真摯な人生を過ごしているが、実は自分に自由で「逆らわず、いつもニコニコ、従わず」が自分の座右の銘らしい。心にとめておきたい良い言葉だ。2018/11/13

カチ

2
これまで奥さんの柴門ふみのエッセイは何冊か読んだが、彼のは初めて。性別や年代も違うが、物の見方や感じ方に自分と近い点が多い気がした。 「段取りのコツは逆算すること」「迷ったときはやってみる。やって失敗したものは納得がいく」「どんな話題を投げかけられてもコメントできること」等々。「行動するなら一人でやれよ」には激しく同意。「集団の力を借りているみたい」なのは私自身好きではない。例えば大所帯のアイドルグループとか。「老の領域に入ったら『逆らわず、いつもにこにこ、従わず』の精神」は、いつか私も実践したい。2014/08/13

kyonkyon

1
「課長 島耕作」の著者、弘兼憲史さんのエッセイ。ホントに真面目な方なんだな、と。とにかく仕事が大好き!というのが伝わってきます。賭け事や株はやらない。恋愛にも積極的なタイプではないとなると、お堅いお方かと思われますが、実はとても頭の柔らかい方なんでしょうね。外からいいものが渡来したら、素直に取り入れることが大事と。自分の漫画人生も手塚治虫さんの模写から始まったとか。2017/05/18

おっとっと星

0
作者のエッセイだった。嶋シリーズが好きな人は面白いんじゃないかな2018/06/23

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