出版社内容情報
キャットフードはレトルト食品。手づくりごはんこそが病気改善の早道。新鮮な食材に含まれる生きた栄養素と、水分摂取で病気を改善!猫を飼う多くの飼い主さんが、腎臓病、尿結石症などさまざまな疾患に悩んでいます。
猫は犬よりも味覚が優れているため、“キャットフードはドッグフードよりも品質がいい”と言われていますが、レトルト食品であるペットフードを長期間食べ続けることで、水分不足で体内に毒素が蓄積されることには変わりがありません。
また、猫は犬と違い、好みに合わない場合、与えても一切食べてくれないことがあります。そこで、1症状に対し、猫の嗜好に合わせていくつかのレシピを提案します。味わいは、缶詰やドライフードを買うときの視点とほぼ同様に「チキン味」「お魚味」といったベースで考えます。
全国の須崎先生の患者さんから、「うちの猫の病気を治したレシピ」も集めて、食べさせる工夫や苦労した点などの話も紹介します。
キャットフードから、手づくり食に変更することで、栄養不足が心配な飼い主さんのために、猫に必要な栄養素や、その栄養素が含まれる食品、それを使ったレシピなどもしっかり紹介した内容です。
■1章 猫の体に効果的な栄養と食事の摂り方
・猫に必要な栄養素と効果
・キャットフードに含まれる食品と栄養素
・手づくりごはんは栄養失調になる?
・キャットフードの成分を身近な食品に置き換える
・猫に必要なエネルギーと18栄養素
・おさらい!猫ごはんの基本
・手づくり食への以降と水の与え方
・猫に食べてもらう工夫
・加熱食、非加熱食基本的なつくり方レシピ10
■2章 我が家の病気克服レシピ15
・ストラバイト結石、アレルギー、シュウ酸カルシウム結石、結石、膀胱炎、尿毒症、慢性腎不全、心臓病、慢性心肥大、腎臓病、猫かぜ、肝臓数値改善、お腹の不調、保護猫の健康改善・・・ほか
■3章 ライフステージ別、症状・目的別レシピ37
・離乳期前、離乳期、成長期、妊娠・授乳中、シニア、肥満、やせすぎ・食欲不振・嘔吐、ノミ・ダニ、外耳炎、下痢・便秘・血便、尿路結石・腎臓病、皮膚病、糖尿病、がん、肝臓病ほか
■知っておきたい豆知識
・その子に合った食事が大切
・仔猫を保護したときの対処法
・注意が必要な食材、与えすぎに注意したい食材
須崎 恭彦[スサキ ヤスヒコ]
著・文・その他
内容説明
猫の食事は、「肉・魚」:「穀類」:「野菜」=7:2:1が適当です。本書は猫が食事で摂らなくてはいけない必須栄養素と、それが含まれる食材を紹介。猫にごはんを食べてもらう工夫や、バリエーションも豊富にご提案します。
目次
第1章 猫の体に効く、栄養と食事の摂り方(猫に必要なエネルギーと栄養素;猫に食べてもらう工夫;加熱食・非加熱食 基本的なつくり方)
第2章 我が家の病気克服レシピ15(「ストラバイト尿結石」改善;「ストラバイト」「アレルギー」改善;「ストラバイト」「アレルギー」改善 ほか)
第3章 ライフステージ別、症状・目的別レシピ37(ライフステージ別;症状・目的別;症状・病気別 ほか)
著者等紹介
須崎恭彦[スサキヤスヒコ]
獣医師、獣医学博士。東京農工大学農学部獣医学科卒業、岐阜大学大学院連合獣医学研究科修了。現、須崎動物病院院長。薬や手術などの西洋医学以外の選択肢を探している飼い主さんに、栄養学と東洋医学を取り入れた食事療法を中心とした、体質改善、自然治療力を高める動物医療を実践している。メンタルトレーニング(シルバメソッド)の国際公認インストラクター資格を活かし、飼い主さんの不安を取り除くことにも力を注いでいる。九州保健福祉大学客員教授、ペット食育協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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