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電子書籍を日本一売ってみたけれど、やっぱり紙の本が好き。

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062169639
  • NDC分類 023.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

全国20万の読書人のみなさん、必読です!

デジタル化は避けられない。それどころか、便利さに満ち溢れている。しかし同時に、習慣や伝統にも優れたものが無数にある。我々は、その両方の継承者でありたい。そう思いませんか――。
自著を電子書籍化し、自ら手売りしてきた実績をもつ、ほぼ唯一の日本のプロの書き手が、「総デジタル化社会」における<本>の未来について書き尽くす。

日垣 隆[ヒガキ タカシ]
著・文・その他

内容説明

自著を電子書籍化し、自ら手売りしてきた実績をもつ、ほぼ唯一の日本のプロの書き手が、「総デジタル化社会」における“本”の未来について書き尽くす。

目次

前篇 「電子書籍」を思考整理する(電子書籍の“書き方”“編み方”“売り方”;電子書籍の“読み方”と“デバイス活用法”;電子書籍の“今後”と“諸問題”)
中篇 「滅びゆくモノたち」を思考整理する(紙の新聞に未来はない;新旧ツールの盛衰を見極める)
後篇 「生き残るコツ」を思考整理する(海外の空気を正しく読め;儲かる仕組みを見抜き、ライブの空気を感じよう)

著者等紹介

日垣隆[ヒガキタカシ]
作家、ジャーナリスト、プロデューサー。1958年、長野県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

100
マスメディアの記事がなぜおもしろくなくなったか? 日本独特の記者クラブ制度に踏み込んでいる。中でも「黒板協定」には、ハッとさせられた。官公庁や警察の記者クラブにある黒板に「この記事の解禁は何日の何時」と、書かれたり貼り紙が出ると、各社の記者は安心するという。「その日までは特落ち(その社だけが、その記事を落とすこと)しない」と、ホッとするのだという。このぬるま湯体質が、おもしろさを削いでいる。2018/09/26

えちぜんや よーた

32
電子書籍を自分で作って販売したいな!と思い、本書を手にとりました。 ●電子書籍の潜在顧客について 1.本を書くことはニッチな産業です。 熱心な読書人口は、日本に200万人くらいいるかどうかでしょう(P45) →(満員の通勤電車の1編成の中にに1人熱心な読者がいれば10万部は売れる) 2.結局は、可処分時間の奪い合い。 活字に親しむための時間は、ほとんど残されていません。24時間のうち2時間の「奪い合い」(P45) →(もしその日、映画に時間を費やされてしまったら、本を含むその他のメディアは「負け」)2012/10/04

tetsu

22
★4 しっかりとした仕事をしてその上で議論を展開しているのでなかなか説得力がある。人に頼らず先駆けて自ら考え行動した結果が成功に結び付いている。それが自慢話となるとどうしても出る杭となり敵を作ってしまうのかも。TBSと揉めたエピソードはそのようなところか。 日垣隆と橘玲はやはり読むべき作家だと思う。2016/11/04

Maiラピ

18
前編はおもしろかったのですが、中編で、なんだこれ?と戸惑い、後篇ではうんざり。途中もう読むのやめよう、と何度も思ったけど、一言感想をアップするなら完読せねばと。日垣さんって敵が多いのわかりますね。Twitterの大人げない発言もすごいもんね。たぶん著者の今後の上梓はもう読まないと思います。(以前のノンフィクションとかは佳作と思うから)2011/07/26

緋莢

11
紙の本を電子書籍にするだけでは無く、オリジナルの電子書籍を個人で売っており 十分に採算が取れている。その第一人者を自負する著者が電子書籍の書き方から売り方、さらに各種デバイスでの読み方、新聞の問題点、CDの意外な活用法などを書いた本。2014/03/10

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