出版社内容情報
あの“歌謡界の女王”がポップに甦る! 「理解離婚」まで短い結婚生活を共にしたスターなど、彼ら、時代の目撃者の文献を“音源”として使用した、あまりにも可憐なAlouette(=ひばり)の物語
内容説明
Alouette=ひばり、Mademoiselle=お嬢。あの“歌謡界の女王”が、史上(ぜったい)最強のポップ&ロマンティックなクイーンとして甦ッタ。「理解離婚」するまで短い結婚生活を共にした、スター。宴席でも顔を合わせた、ノーベル平和賞受賞の、総理。「川」の字が入る代表曲の作詞家をキャスティングした、プロデューサー。…彼ら、時代の目撃者の文献を“音源”として使用、再構築した、あまりにも可憐、信じられないほど偉大な、Mademoiselle。
著者等紹介
福田和也[フクダカズヤ]
1960年東京都生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。1993年『日本の家郷』で第6回三島由紀夫賞受賞。1996年『甘美な人生』で第24回平林たい子文学賞、2002年『地ひらく―石原莞爾と昭和の夢』で第11回山本七平賞、2006年『悪女の美食術』で第22回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
0
図書館にて、表紙の内側に貼りつけられた帯紙にひかれて。・美空ひばりさんって、平成生まれのわたしからしたら、売れたんだなってくらいだった。・「音源の再構成」だけあって、本の中でもマドモアセルはとても生き生きしている。マドモアゼル、かっこいい。・最後にすこし泣いた。美空ひばりさんの歌が聞きたくなった。とツイートしたら、友人がリプをくれた。恋人よ我にかえれ、って曲がいいよと。・ドキュメンタリーみたいな語り口だけど、ドキュメンタリーのいやらしさは感じない、爽やかな読後感。・最初、横書きなのには驚いたが
ミテイナリコ
0
横書きの小説。あまり、ピンとこなかったです。残念。2013/02/21