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出版社内容情報
わたしって、役者?女?妻?娘?母?
えっ、女優?……まさか!?
木村多江初めての書き下ろしエッセイ
ストレスがたまらないよう毎日リセットして、新しい朝を迎えたい。そのために、前の日の晩は、お風呂に入ったら“頭ごと浸かって”身体をゆるめている。まるで自分が羊水のなかにいるようで、気分もゆるんでいく。――<本文より>
木村 多江[キムラ タエ]
著・文・その他
内容説明
わたしって、役者?女?妻?娘?母?えっ、女優?…まさか!?木村多江初めての書き下ろしエッセイ。
目次
役者と女優の日々(二重にしましょうか、抜けられないトンネル、舞台禁止令 ほか)
女の日々(女のかかと;お姉さんと奥さん;雨の日は、許す;眠れない夜はラッキー;真実と事実 ほか)
人間の日々(ゆるゆると;抗う脳;うなぎのぼり;修復作業;恋に落ちた ほか)
著者等紹介
木村多江[キムラタエ]
1971年、東京都生まれ。初主演映画『ぐるりのこと。』では、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、ブルーリボン賞主演女優賞、高崎映画祭主演女優賞ほか、数々の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
奏市
18
女優ミムラさんの『文集』でこの本に触れられていた為買ったような気がする。期待以上に読んで良かった。多くはない文章量の中に、女優のエッセイという枠を越えて、生きていく上で大切な事が詰められた内容だった。そして、「はじめに」で記された著者の思惑通り、終始くすぐったい思いさせられ、和んだ。勝手ながら性格とか似てるなと思える部分も多かった。忘れ物多いとことか、「ときには家で「うおぉぉお」と、本当叫んでいた」ってあんなおしとやかそうに見える美人でも叫ぶのかとか。人間くさいって、やっぱり魅力的だなと改めて感じた。2020/06/21
乳首は見せない寺
16
好きな女優のエッセイ。タレント本らしく目茶苦茶読みやすい。その人となりが知れて嬉しい。他愛のない内容と言えなくはないが、女優のエッセイは大概そういうもんだ。優しい気持ちを少し貰った。2013/05/08
アルパカ
9
事務所の人に整形したら?と言われていたことがある、というのに吃驚しました。綺麗なのに。鬱屈が溜まって部屋でうおおおおと叫んだりしたこともあったそう。(笑)舞台に立ちお芝居をしていれば幸せだったけれど事務所の人からテレビを主にして頑張るように言われた、とあり、「どうだ!!」という感じがしないところが素敵だと前から思っています。2023/05/14
バーベナ
7
お仕事をされているとき以外は、半分夢の中のような。私生活がもっと知りたいな、なんて思いながら手に取りましたが、そこにはお芝居にとりつかれている『仕事人』の姿がありました。月の光に照らされているようで、実は自ら光を発している、激しくて美しい人だなと思いました。2012/10/31
読書サクサク
6
大好きな女優のエッセイ。数年前より今の方がきれいな顔になってきたと思います。結婚され、お子さんもいらっしゃるので、それがいい方に、顔に出ているのではないでしょうか。悩みにぶつかりながらも、飾らない生き方がいいですね!このエッセイも飾らず書かれています。2013/01/06