出版社内容情報
ぎりぎりの生き方に疲れたら――。だから詩がある。文学がある。
若き日に三島由紀夫や小林秀雄の知遇を得た著者が、共に語り合い、魂の友、心の糧とするに至った45篇の詩歌を自らの思い出と共に綴る。
心を置き去りにし、拠りどころを喪ってしまった日本人に贈る。
「戦友別盃の歌」――大木惇夫
「貝の殻」――窪田空穂
「歌」――中野重治
「葎」――釈迢空
「見るまえに跳べ」――W・H・オーデン
「あゝ涙あふるる人よ」――ライナー・マリア・リルケ
「鶴」――白楽天
「巌頭之感」――藤村操
(主な所収詩歌)
執行 草舟[シギョウ ソウシュウ]
著・文・その他
内容説明
若き日に三島由紀夫や小林秀雄の知遇を得た著者が、共に語り合い、魂の友、心の糧とするに至った45篇の詩歌を自らの思い出と共に綴る。
目次
戦友別盃の歌―南支那海の船上にて(大木惇夫)
歌(中野重治)
貝の殻(窪田空穂)
敦盛(抜粋)(幸若太夫)
告別(萩原朔太郎)
見るまえに跳べ(W.H.オーデン)
鶴(白楽天)
偶感(王陽明)
矢と歌(H.W.ロングフェロー)
花伝(世阿弥)〔ほか〕
著者等紹介
執行草舟[シギョウソウシュウ]
昭和25年東京生まれ。本名祐輔。立教大学法学部卒。実業家、著述家、歌人。消費社会の人間の生き方に疑義を呈し、生命の燃焼を軸とする新しい「生き方論」を提唱する。「真の生とは何か」を追究し続ける生命論研究者。佐賀鍋島藩士の家系に当たる。祖父・執行弘道はオクスフォード大学に留学後、世界各地で日本美術の普及に貢献した。建築家フランク・ロイド・ライトの親友としても知られ、後年は枢密顧問官として天皇の美術顧問を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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