アークトゥールス―全ての物語の完結と始まり

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  • サイズ B6判/ページ数 410p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062155823
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

人類の終末期。自然環境は破壊され、人間は生き延びるために肉体改造や遺伝子操作を必要としていた。人造の視覚と聴覚を持ち、肉体がマシンと一体化しているスーパー・ハッカー“ツォロスティア”、二人の人格が一人の肉体に同居しているFBI捜査官“カトラー&オカザキ”は、最高度の電子防壁に護られた支配者―情報省に中枢に迫る。

著者等紹介

藤木稟[フジキリン]
大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリー、伝奇、ホラー、SF、児童書など幅広いジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズ、「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズなど著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

20
時代や場所が動きすぎるので、世界観についていくのが大変。サイバーパンク的な雰囲気あり。2017/04/15

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

2
☆×2.5…読ませる文章です。確かに面白いです。ただし、この作品、致命的な問題があるのです。それは終盤の展開の稚拙さ。進んでいくのかなぁと思ったら戻ったり…といった繰り返し。ちょっとうんざりしてしまいましたね。それと中高生が指摘できるような致命的なミスを犯しています。そのおかげで本のレベルも落ちる悪循環。いいもの持っているのに、構成の悪さ、致命的な誤植でがっかりしてしまいました。2010/08/04

satoshi

2
『イツロベ』,『テンダーワールド』を読んだのは10年ほど前だけど,この続編を読んでいたら前作のストーリーや人物のことをいろいろ思い出してきた。現代小説などでは,読み終えた瞬間からもう主人公の名前すら思い出せないことがあるのに。物語の最後「破章」でオスカルがスポンサーに語る理想はきっと作者の理想でもあって,それに挑もうとしたのが『イツロベ』から続く作品なのかなあと思った。たしかに難解だけど何か壁を突き破ろうとしている感じは伝わった。2009/11/11

みっくん

1
イツロベから続いた作品の最後、なのかな?SFなのだろうけれど、あまり意味を感じられなかった。2018/12/27

kujira

1
なんだかとてつもない始まり方に、この物語は一体どんな所へつれて行ってくれるのだろうとワクワクしたら、ものすごく色々なところを巡った挙げ句、どこにも着地せず結局スタート地点へ戻されてた的ながっかり感。なんか……なあ。2012/03/18

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