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資本主義2・0―宗教と経済が融合する時代

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062147163
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0095

内容説明

1995年に世界は変わった!今までの経済理論は、もう通用しない!次の500年を支配する絶対法則。

目次

序章 これまでの経済理論は通用しない
第1章 1995年に何が起きたのか
第2章 マルチ商法国家の脅威
第3章 なぜ経済を語るのに宗教が必要なのか
第4章 世界経済を支配するイスラム
第5章 富者と貧者―引き裂かれる日本
第6章 「資本主義2・0」の時代へ
終章 これからの五百年をリードする日本

著者等紹介

水野和夫[ミズノカズオ]
1953年生まれ。三菱UFJ証券参与・チーフエコノミスト。1977年、早稲田大学政治経済学部卒業。1980年、同大学大学院経済学研究科修士課程修了。八千代証券(国際証券、三菱証券を経て、現・三菱UFJ証券)に入社。1998年、金融市場調査部長。2000年、執行役員。2002年、理事・チーフエコノミスト。2005年より現職

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京都に生まれる。1976年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1984年、同博士課程満期退学(宗教学専攻)。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授などを歴任し、2005年より、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員に。現在、同客員研究員、中央大学法学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

肉尊

3
宗教と経済を織り交ぜて「資本主義2.0」と呼ばれる将来像を見据えていこうという本。リーマンショック寸前の静けさが不気味に漂うなか、両者の主張は今一つ嚙み合っていないように感じる。特に経済からのアプローチが数値一辺倒で、宗教に話題が転じたときにものすごく違和感を感じる。「お金を抑えるための宗教」「経済成長率に固執した経済への疑問」を掲げるなら、潜在成長率と物価上昇率を合わせて長期金利となる理論を宗教面からアプローチするくらいのダイナミックな展開が欲しかった。2020/04/13

nizimasu

3
個人的にも注目しているアナリストに宗教学者による対論は面白くないはずはないーー。と思っていたんだけどどこか食い足りない。片や利子率革命の理論が固まりきらない水野氏に、プア充を発表する以前の島田さん。2013年の時点からリーマンショック以前の作品なのでどうしても固まりきらない思考のもどかしさが堂々巡りのようになっていてちょっと残念でした。でもある意味、資本主義の先はなになのかという問題意識をこの時点で持っていたのが面白いなあとも思いました。2013/12/01

ハンギ

0
四年前の本になりますが、面白かったです。内容は宗教学者と三菱UFJ証券チーフエコノミストとの対話です。資本主義の仕組みが変わって、新しい資本主義の枠組みになったのではないか、という話が主ですが、創価学会やイスラム金融の話や、紀元前3000年から金利の歴史が残っている、という話や、ルービンの「強いドル政策」の所では、アメリカが金融会社化した話など面白かったです。アジア通貨危機もアメリカの国益に則っているのではないかという話もあったけど、資本主義2.0は国を越える、国家を解体する方向になるみたい。。2012/03/12

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