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すべての犬に里親を!―阪神・淡路大震災 1556頭の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062147002
  • NDC分類 K916
  • Cコード C8095

内容説明

1995年1月17日。6000名以上の死者を出した阪神・淡路大震災。人間のように名前を残されることもなく死んでいった多くの犬たちがいた。これは、大混乱のなか、手探りで1556頭もの犬を保護し、その最後の一頭まで、命を守るために奮闘した人たちの物語。

目次

第1章 そのとき
第2章 動物救護施設をつくれ!
第3章 ボランティア
第4章 神戸動物救護センター
第5章 犬を飼う
第6章 子犬がほしい!
第7章 犬たちの旅立ち
第8章 レノと哲平
第9章 命の尊厳
第10章 そのときのために
エピローグ そして十二年

著者等紹介

今西乃子[イマニシノリコ]
1965年大阪府岸和田市生まれ。シンガポールのホテル勤務、航空会社広報担当などを経て、フリーライターからノンフィクション作家に。『ドッグ・シェルター』(金の星社)で第36回日本児童文学者協会新人賞受賞。世界の子どもたちの取材をライフワークとし、現在、小・中学校の総合学習の授業なども行っている。NPO(特定非営利活動法人)「アジア教育支援の会」元理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すずめ

5
阪神・淡路大震災1556頭の物語。動物福祉協会の松田さん、獣医師の旗谷先生、ボランティアの方々が、被災した動物たちに、里親を見つけて、穏やかな暮らしができるまでを見届けるドキュメンタリー。 印象的な言葉、「社会に愛される子に育てて下さい。」飼い主は、自分に万が一のことが起きても、犬が幸せにいきていけるように、日頃から考え、備えておかなくてはいけない。新しい里親の元で、新しい幸せを見つけられるかもしれない。だが、嚙みついたり、無駄吠えしたり、クレートに入れない子は、里親を見つけにくい。2018/02/09

ゆう

0
 このような思いがけない災害の時、弱い立場のものほど、被害を受けやすい。力のない女性や老人、子ども、そして人間に飼いならされてしまった動物たち。何らかの予期せぬことが起こり、飼っていた動物を手放さなければならないことがあるかもしれない、その時のことを考え、ペットを育てている人はいるだろうか。災害動物を助けるボランティア活動の意義や、社会に愛される動物を育てることの重要性など、多くのことを教えてくれる一冊。動物を飼っている人にはぜひ、読んで知ってほしい。2011/07/20

あんこ

0
家族であるペットを震災から守るには?動物を飼う上で普段から気をつけるべきことを考えさせてくれる本。2011/04/23

ミリ

0
☆2つ 子供向き2008/11/24

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