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ゴッホ殺人事件〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 386p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062112727
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

自宅に盗聴器が仕掛けられ、由梨子はホテルに避難していた。元恋人・由梨子を案じて、塔馬双太郎は、パリへ向かう。日本人の画商がオルセーに鑑定を依頼した1枚の画をめぐり、双太郎は独自の推理を展開する。100万読者を震撼させた『写楽殺人事件』『北斎殺人事件』『広重殺人事件』の浮世絵三部作。今、ふたたび「名画ミステリー」の新しい伝説が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まあか

43
事件の推理に絡むゴッホの死の真相がとても興味深く、読んでいてとても楽しかった。女性トラブルを多く起こしていたというのは、この本を読んで初めて知って、ゴッホのイメージがガラリと変わった。まだまだ謎の多いゴッホなので、他の関連本などを読んで、勉強したいです。昨日、印象派展にて、ゴッホの作品を観てきたが、色彩の鮮やかさは突き抜けていて、目が惹かれた。ゴッホの絵は、とても好きだ。2022/03/28

ララ♂

9
読了2024/01/05

Cinejazz

8
ヒトラ-の美術品略奪と幻のゴッホ絵画、ナチス戦犯を追うモサド(イスラエル諜報局)、オルセ-美術館学芸員による「ゴッホ他殺説」が複雑に絡み合った国際謀略小説の下巻です。 事件に巻き込まれたパリ在住の絵画修復師(加納由梨子)が、日本に帰国後から事件終息に至るまでを、謎の解明と説明に費やされ、上巻の勢いが失速したままで終幕した印象が残りました。気になる犯罪組織とゴッホ他殺説は、定石どおりの纏め方で一興を削がれますが、大スケ-ルの陰謀の謎を追いながら最後まで一気に読ませる面白さは別格です。 2021/03/16

yuko

4
下巻はゴッホ(絵)に関する殺人事件を読み解く。 主人公が入れ替わった。2020/12/19

さざなみ

4
若かりし頃見たカーク・ダグラス、アンソニー・クイン主演の映画「炎の人ゴッホ」を思い出し、暑気払いのつもりで読んでみた。この作者は初読み、ミステリーもあまり読まないのでいつもとは違った感覚での読書。 ゴッホの死因にはあまり重きに置かず、入り乱れた多数の登場人物がそれぞれ重要な役割分担をもち一気読みしないとストーリーについていけない感じであった。2020/08/13

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