内容説明
さあ、どっち!人物・食材・風土・宗教、森羅万象を勝手にリングに上げ、闘わせて遊ぶ知的対決小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
湯一郎(ゆいちろ)
4
歴史小説ばかり読むのに少し疲れて、学生の頃によく読んだ清水義範を…と手に取った。さすがに面白い。いらぬ知識をモリモリ植えつけてくれる。始皇帝とアレキサンダー、レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロなどは興味深い。ググりまくって知識を深めたくなる。醤油の歴史は、そもそも何をもって醤油と呼ぶかでだいぶ変わりそう。2018/07/08
33
2
結局は何事も一長一短で勝ち負けは無い。ソースVS醤油とかどーでもよい馬鹿さ加減がいいw2009/04/26
そうたそ
1
★★☆☆☆
クロネコ
0
うーん、勝負にならない事は初めから分かってて未知の化学反応を期待して手に取ったんだけど、ま、イマイチと言わざるをえないか…趣向は面白いと思っただけにややハードルを上げすぎたかも。2011/06/28
ぎすけ
0
始皇帝とアレキサンダー大王は、どちらが偉大か、アジフライには醤油かソースか、という歴史から、日常のことまでどちらが勝っているかを、論ずるという短編?集。どうでもいいようなことをまじめに掘り下げている。醤油とソース、長嶋と王っていうのは、本当にありそうな話。しかし、最後の話は、勝負なのだろうか・・・?2010/09/12