内容説明
類書中最多９１４品種＋ローズ・ヒップ３８種を紹介。特定の系統に偏ることなく、日本の風土に合うバラや歴史的に重要なバラを厳選し、満遍なく紹介。バラ選びの参考になる品種写真、バラづくりの参考になる作例写真を厳選して紹介。作例写真はすべて日本の実例。バラ好きの魂をゆさぶる写真を多数掲載。２００３‐０４年度の新作を中心に、各社の最新品種を３０種紹介。バラ界の最新トレンドが一目でわかる。執筆は日本を代表する生産者、寺西菊雄（イタミ・ローズ・ガーデン／ブリーダー）、矢口信好（京成バラ園芸）、前野義博（確実園本園）、村田晴夫（村田ばら園）、小山内健（京阪園芸／バラチャンピオン）が担当。洋書の引き写しでなく、バラのプロが実際に育てたからこそわかる生きた情報が満載。バラの樹形を完全分類。樹形を知ることで、そのバラの性質に合った最適な使い道を知ることができる画期的な試み。バラの選び方から植えつけ、肥料やり、剪定など、バラの基本的な育て方を、イラストをまじえて解説。
目次
バラの最新品種
バラの歴史
原種のバラ
オールド・ガーデン・ローズ
クライミング・ローズ
モダン・シュラブ・ローズ
イングリッシュ・ローズ
ハイブリッド・ティ・ローズ
フロリバンダ・ローズ
ポリアンサ・ローズ
ミニチュア・ローズ
ローズ・ヒップ
バラの育て方
著者等紹介
寺西菊雄［テラニシキクオ］
１９３４年（昭和９）、兵庫県生まれ。日本バラ会関西支部の試作場を手伝ううちにバラの魅力にとりつかれ、育種家の道を歩み始める。若くして名花・天津乙女を発表。天津乙女は、世界で最も愛されている日本作出のバラとなる。その後もブリーダーとして活躍し、マダム・ヴィオレ、レディー・マリー、ブルー・シャトーなどを発表する。マイ・レイコ（別名ローズ・オオサカ）は、２００６年の「世界バラ会議大阪大会」のシンボル・ローズとなっている。受賞歴多数。現イタミ・ローズ・ガーデン社長
前野義博［マエノヨシヒロ］
１９４６年（昭和２１）、鳥取県生まれ。大阪府立大学農学部遺伝育種科卒業。６８年に確実園本園に入社。はじめガーベラの育種を手がけるが、すぐにバラの苗木生産、販売にかかわる。各地で切り花の生産指導、各地公園やバラ園の栽培指導、園芸愛好家へのバラの栽培指導などを行っている。現代バラ、とくにミニチュア・ローズに精通している
村田晴夫［ムラタハルオ］
１９５１年（昭和２６）、神奈川県生まれ。７３年に小田急電鉄向ヶ丘遊園に入社。７７年にバラ園の責任者となる。８５年に伊丹ばら園（現イタミ・ローズ・ガーデン）に入社。営業部長を務める。８８年に村田ばら園を設立。また、９７年より八ヶ岳に農場を開設。ばら苗の生産や、バラを主体とした庭づくりを行い、とくにつるバラを使った庭では高い評価を受けている。また、各地でバラの教室を開催している
小山内健［オサナイケン］
１９６９年（昭和４４）、東京都生まれ。タキイ園芸学校卒業。８９年に京阪園芸に入社。テレビ東京「ＴＶチャンピオンバラ通選手権」２連覇を達成。バラの生産、管理、育種などに幅広く従事している。２００３年より「クリフトン・ナーセリーズａｔ京阪ガーデニング」にてローズ・アドバイザーとして販売、相談に応じ、また、同店のローズ・セミナーを担当している。バラをめぐるアドバイスの確かさと守備範囲の広さにおいて、高い評価と絶大な人気を得ている。とくに原種やオールド・ローズに詳しく、雑誌などでも活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
天々
えすてい
jugon-jugon
