内容説明
項羽を愛し戦った男や女―劉邦・呂馬童・茫増・項梁・英布・虞姫等の人間ドラマを描く特別連作！垓下から烏江のほとり、懐かしい覇王の破顔。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
10
項羽を愛し戦った男や女—劉邦・呂馬童・茫増・項梁・英布・虞姫等の人間ドラマを描く特別連作!垓下から烏江のほとり、懐かしい覇王の破顔。 2000/01/15
Kazuhiro Hirahata
1
図書館本。タイトルに惹かれて手に取ってみた。内容は楚漢戦争の項羽を取り巻く人物を描いた短編集。項羽といえば、戦えば必ず勝ち、劉邦との最後の一戦である垓下の戦いでだけ負けた武将。中国史上、最強の武将ともいわれる人物。でも、その最後は誰かに討たれたのではなく、自殺だったはずなので「項羽を殺した男」というタイトルはどういうことなのかと思ったが、読んで納得。司馬遼太郎の「項羽と劉邦」を読まれた人にいいかも。2017/07/23
mitsuru1
1
項羽の周囲の人々からみた話を纏めた短篇集。あんまり中国の感じがしないんだけど、もう少し他の本も読んで見ます。2011/02/22
祥子
1
項羽の周辺にいる人物から彼にまつわる物語を集めた短編集。後書きにあるとおり、まさに項羽が好きだから綴られたものなのだということが伝わってくる。項羽本人の出番はさして多くないが、彼の魅力が存分に伝わってくると思う。2009/09/01
