内容説明
荒木村重一族処刑の前夜、光秀の陣を訪れた男の意外な一言。歴史に潜む人間の赤裸々な心と声！歴史文学賞受賞作家の秀作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitsuru1
2
信長から家康の時代にかけて、優しい心の故か人知れず消えていった侍たち彼らは不幸だったのか? 四短篇集。2010/09/10
やむやむ
1
良かった。馴染みの薄い戦国時代がまた少し近づいてきた感じ。下克上の華々しい物語の影で、やはり武将も人として生きて悩み動いたんだなという息遣いが感じられた。特に宇喜多秀家とお豪の話は以前に「宇喜多の楽園」を読んだ影響もあると思うが、大河とまでは行かなくてもNHKで連続ドラマ化して欲しいようなロマンスで素敵な物語だった。2020/06/07
桐くず
0
荒木五郎右衛門、盛親、古田九八郎(織部の息子)、秀家の優しい雰囲気が心地よい本。奈々が良い。又兵衛が格好いい。2011/07/08
