大声小声

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大声小声

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  • サイズ B6判/ページ数 459p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062060202
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

この対談は、常にタブーに挑戦し、自分の理性と言葉とで、現代の生活現象、政治問題から思想に至るあらゆる問題について、私から見るとまことに羨ましいほど自由奔族に発言している。

目次

第1章 「筋」を通す(「戦争責任税」をとったらどう?;歴史の表に出ない人々;アメリカ社会の知られざる日本人;歴史には人それぞれの思い入れがある;いいの悪いのと勝手に決めないで;異国の地で考えること、教えられること;評価しなおす楽しみ)
第2章 「けじめ」をつける(事実の前には敵はも味方もない;「一元論」は困まります;「いい」「悪い」は単純に言えない;軽薄、姑息なことばかり;約束ごとは守るべし)
第3章 「正義」を問う(すべて正義は汚れた下着;「分別の時代」がやってきた;カトリックの美学と常識の美学;博愛主義ではものは書けない;本当のことを言ってしまえばラクになる)
第4章 「平和」とは何か(謙慮さを忘れないでほしい;今も戦死者の遺骨がでている;何もせず、何も言わず、何も考えない;日本人はひ弱な清浄野菜みたい;国家に対して自信と誇りを持ちたい)
第5章 「時代」に流れず(貧困と怠惰とだらしなさ;残酷な面と慈悲深い面;日本の常識は世界の非常識;命がけになりなさい;過去は簡単に清算できるものではない)