ベラウの生と死

沢地 久枝【著】

講談社（1990/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 255p／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784062048989
• NDC分類 916
• Cコード C0095

内容説明

ベラウの地で生と死をわけた男たちの物語。美しいベラウの島々と沖縄、還らぬ死者たちを訪ね歩き、人間の運命を想い、幼いいのちと地球の未来をみつめる。

目次

軍隊という掟ありし日
傷痕消えぬ熱帯の「楽園」
将校たちは飢えたか
「戦友」として逝った父と子
奇妙な果実
忘れられた戦場
未来への「架け橋」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[wei xian tiang]

ニューギニア戦線の餓死撤退行とはまた悲惨さの様相を異にする、戦線遥か外に置き去られた孤島の飢餓戦。食糧争奪のため、小部隊単位の友軍相撃さえ起こっている。

2013/08/03