彼女はたぶん魔法を使う

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彼女はたぶん魔法を使う

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062048682
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

美女が織りなす蠱惑のミステリー。38歳のルポライター・柚木草平のもとに持ち込まれた怪事件は謎だらけ。10歳の娘、現役女子大生、キャリアエリートウーマン、依頼人のOL、そして被害者、容疑者までもがすべて佳い女。心が乱れる捜査の連続。シャレた会話と小気味よいストーリー展開、サントリーミステリー大賞読者賞受賞の大型新人が拓いた新境地。これぞエンターテイメント、これぞハードボイルド。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuki

16
ひき逃げで妹を亡くした姉が、私立探偵に事件の真相を依頼。調べていくうちに、不審な点が出てきて…と、王道なハードボイルドという気がします。あまり読まないので、新鮮に感じました。主人公の女性に対する姿勢が、どうなのかなぁとは思いましたが、それでもまぁなんとなく許せてしまう不思議な魅力を持っていると思います。続編も読んでみようと思います。2019/03/26

ぶんぶん

15
【図書館】樋口祐介の本が読みたくてPCで探して見た。 「柚木草平シリーズ」が面白そうで、第一作目を借りて来た。(リクエストした) スマホも無い時代の探偵物、ハードボイルド風でもある。 元刑事、人を殺して刑事を辞め、ルポライターをしながら探偵も。 捜査方法が足で稼ぐタイプ、少々、煙草を吸い過ぎるきらいがある。 酒とつまみのシーンが多い(この作者の傾向だと思う) この筆致は嫌いでは無いので、2作目もリクエストしよう。 13作まで出ているそうだから、だいぶ楽しめそうである。2021/10/04

ティーチピー

13
これは厳しかった。主人公の持って回ったセリフや、あまりにも無警戒な女性たち。意味もなくモテる主人公。事件も痴情のもつれからはみ出さず、スケールの小さい話で、かなり飛ばしながら読んでしまいました。いつの作品なのか気になって確認したところ、1990年の作品でした。当時はこういうのがウケたのかな。と思わせる作品でした。2021/10/11

chakiw5

6
最近の柚木シリーズを読み原点であるこれを読んでみた。凄いねほとんどこの頃と草平の言動や態度が進歩というか成長していないそのまんまです。でも少しだけ初々しい感じはするかな。事件は細い糸を辿るが女を自分の感性で分析してから行動に移す独自手法、最後までモヤモヤさせるが香絵に対する女王様の過去から何か出るかと思ったのが少し残念、でも夏原が魔法使いとはまだちょっと弱いきがするな。2021/09/19

chakiw5

5
読んだ事を忘れて再読。草平の仕事はいつも美女が絡むきっかけから始まる事が数冊の草平シリーズを読んでやっとわかった。きっとモチベーションも美女が絡まないと上がらないだろうな、その点は同じだか私にはカミさん以外近くに美女はいない、だから言い訳も何もいらなく平穏な日常を送れている。草平が面白いのはきっと羨ましいけどそれに翻弄され言い逃れの妙にあるんだろうなきっと。2023/07/19

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