講談社文芸文庫<br> 日本文壇史〈15〉近代劇運動の発足―回想の文学

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講談社文芸文庫
日本文壇史〈15〉近代劇運動の発足―回想の文学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784061975644
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0195

内容説明

自然主義の影響は演劇界にも波及。逍遙・抱月の文芸協会が演劇研究会となった明治四十二年、小山内薫と左団次が画期的近代演劇集団・自由劇場を創立、秋、鴎外訳「ジョン・ガブリエル・ボルクマン」試演。漱石は「朝日文芸欄」を創設。四十三年一月、藤村『家』、上田敏『うづまき』、鏡花『歌行灯』等紙誌を賑わす。横瀬夜雨と「女子文壇」の投稿家たち、赤旗事件後の幸徳秋水ら―社会・文壇とも怒涛の新時代の機運。

目次

明治四十二年、古矢つぎの
伊良子清白
女性の崇拝者たちと夜雨
河井酔茗、小島烏水と夜雨
依田芳枝が夜雨と別れる
山田邦子と横瀬夜雨の交渉
邦子と夜雨の同棲
邦子が夜雨のもとを去る
夜雨の孤独〔ほか〕