講談社文庫<br> 「退き際」の研究

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講談社文庫
「退き際」の研究

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  • サイズ 文庫判/ページ数 278p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061853256
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0134

内容説明

経営者の「出処進退」は、いかにあるべきか。東京ガス安西家の〈世襲〉、五島東急の〈解体〉、日航伊藤前会長の〈挫折〉など、企金内権力の移転に働く力学を実例で考察する。ともすると技能や職能の継承ではなく、特定ファミリー内部での政権交代が行なわれるだけに、「退き際」のあり方を、現代にあてはめて鋭く問う。

目次

序 世紀末日本を襲う「世襲社会」
公私截然の男、太田垣士郎・関西電力初代社長
東京ガス・安西ファミリーの弁明
ホンダ3代「社長交代の流儀」
東急・五島家3代「世襲の帳尻」
日本航空・伊藤淳二の469日
「昭和」の偶像・中内功の行動原理
帝人・大屋晋三「永久政権」の負の遺産
最後の保守政治家・大平正芳の「原罪意織」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

38
2013.11.21(11/20)(再読)著。 11/20 (内橋克人) 1932、神戸生まれ、神戸商科大学卒。 神戸新聞経済部記者。 1967、経済評論家。 (あとがき) 経営者、政治家、「何をしなければいけないのか」と「何を遺したか」のトータル評価。 出処進退。 代表権と人事権。 院政体制を敷いてしまう。 1988秋~3回、日系ビジネス。組織の官僚化、世襲化。 (文庫化にあたり) 1990年代、エレクトロニクスと自動車産業の衰退、苦境。  2013/11/21

i-miya

35
2013.12.30(12/21)(つづき)内橋克人著。 12/29 「歪んだ世襲社会」、「手痛い社会」、「停滞社会」。 ◎姿消す「混淆対流社会」。 S07(1932)生まれ、筆者。 S32、ダイエー発祥、神戸三宮駅前、「大安売り、本日開店」。 第二の中内功。 →「階層固定社会」。 ◎蓄積される、「放伐」のエネルギー。 著名ブランド大学、教授、ゼミナール。 クロヨンダム、関西電力、太田垣士郎会長。 脳血栓進むかもしれない、と医師、公職からの撤退を開始する会長。  2013/12/30

i-miya

5
2013.11.21(11/20)(再読)著。 11/20 (内橋克人) 1932、神戸生まれ、神戸商科大学卒。 神戸新聞経済部記者。 1967、経済評論家。 (あとがき) 経営者、政治家、「何をしなければいけないのか」と「何を遺したか」のトータル評価。 出処進退。 代表権と人事権。 院政体制を敷いてしまう。 1988秋~3回、日系ビジネス。組織の官僚化、世襲化。 (文庫化にあたり) 1990年代、エレクトロニクスと自動車産業の衰退、苦境。 

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