内容説明
安保後、日本は「所得倍増」のかけ声のもと高度経済成長の道を驀進しはじめることになった。「黄金の’60年代」は、いかなるエネルギーをどう結集して達成されたのか。その時代の象徴でもある東京オリンピックや新幹線の開業はどんな役割を演じたのだろうか。日本の「オンリー・イエスタディ」を活写する。
目次
序章 黄金の60年代
第1章 東京への三千日
第2章 オリンピック、再び
第3章 「所得倍増」の誕生
第4章 高度成長の演出者たち
第5章 2人の都知事
第6章 東京大改造
第7章 一兆円オリンピック
終章 「世記の祭典」の遺産