講談社文庫<br> 原発への警鐘

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講談社文庫
原発への警鐘

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  • サイズ 文庫判/ページ数 455p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061838260
  • NDC分類 543.5

内容説明

スリーマイル島、チェルノブイリなどで起きた原発事故は、あらためて原子力エネルギーの怖さを実感させた。世界各国で安全神話がくずれているのに、なぜか日本だけが“原発過密国”に驀進する。住民の不安を解消しきれないままに、日本列島“原発基地化”を強行する危険な狙いと全容を、迫真の取材で暴くノンフィクション。

目次

第1部 亀裂の構造
第2部 原発技術者の記録
第3部 放射線を追う
第4部 現場からの報告
第5部 原発マネーフロー
エピローグ―ノーモア原発の声

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

user

1
「その代わりに百年たって片輪が生まれてくるやら、五十年後に生まれた子どもが全部、片輪になるやら、それはわかりませんよ。わかりませんけど、いまの段階では[原発を誘致して電力会社などから金をせしめるといったことを]おやりになったほうがよいのではなかろうか」(高木孝一敦賀市長[当時])。原発は日本の最暗黒だらう。2009/07/25

TEDDY曹長

0
福島の事故を契機に再読。あらためて内橋氏の慧眼に恐れ入る。この警鐘を聞き入れる度量が東電に欲しかったとあらためて感じる。2012/03/07

ゴリゾウ

0
(高木敦賀市長)の最後の言葉と拍手の音がテープから消え去ることは永遠にないだろう。「えー、その代わりに百年たって片輪が生まれてくるやら、五十年後に生まれた子どもが全部、片輪になるやら・・(P356)#3631989/08/13

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