内容説明
桜の樹の下で、ある女性から盗んだ紙切れは死をもたらす呪いのお札だった!?会社員の桐がお札を盗んで以来、転落死、白薔薇が撒かれた殺人、死体消失と同僚が次々不可解な殺人事件に巻き込まれていく!背後にみえるは妖の存在か?妖怪雑事相談員リベザルは謎を追うが、彼にも魔の手が迫る。そして深山木薬店史上最悪の事件発生へ!“薬屋探偵怪奇譚”第1弾。
著者等紹介
高里椎奈[タカサトシイナ]
1976年12月27日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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扉のこちら側
36
再読。このシリーズは読むと作中の食べ物が食べたくなる率高い。2013/07/27
hirune
29
リベザルも色々できるんだ。置いて行かれてしまって、表情も心も凍りついてしまったリベザルが奮闘してます。依頼人の桐は相談してきたのに前半は協力的でないし、掏摸で犯罪者だし、事件のキッカケのくせにリベザルを疑って殴るし、最後にリベザルを庇ったけど、やっぱり嫌な奴だよ、許さないわ。秋はリベザルとテレパシーかなんかで繋がってて、危機になるとわかるのかなー?灯視が内通してるのか。。2014/07/31
ソラ
17
【再読】登録は初ですが。あれから7年。師匠に追いつこうと頑張ったけれど、ちょっと背伸びしちゃった感があるリベザル。最後秋と会えて良かったねえ。やっぱり薬屋さんは三人揃ってないと。しかし「歌」に騙された。最後「おお…っ!」と声に出ちゃったよ電車の中で。2014/08/25
こっぺ
16
不覚にも泣いてしまう。リベと一緒に泣くもんか、の精神でギリギリ頑張ってきたのに~!きっとすぐに会えるはず、と思っていた彼も、立派に大人になって。人間の成長に時間の経過をしる。「この戸籍使うと32歳になっちゃう」とのたまう彼もいたが。桐さんはいい人だった。スリだけど。リベのために、怒ってくれて嬉しかった。【図】2012/05/29
扉のこちら側
15
初読。第一シリーズの悲しい別れから7年、一人で立つ少年。歌の正体は…。2007/08/06