Kodansha novels special<br> 柳生忍法帖〈上〉

Kodansha novels special
柳生忍法帖〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 345p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061817425
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

鎌倉東慶寺、男子禁制の山門を血で染めた「会津七本槍」の七剣鬼。暗愚な藩主加藤明成を使嗾し、硬骨の家老堀主水一族を鏖殺した暴虐に今天誅が。万斛の恨みに燃える堀家の女七人を助くべく、徳川千姫の命により、柳生十兵衛見参。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真霜

2
あまり歴史小説に明るくないので逡巡していましたが、癖がありつつも始めからインパクトのある描写に引っ張られてゆきました。史実と虚像が混ざり合ってひとつの娯楽になる、という面白さを感じます。じっくり丁寧に柳生十兵衛・堀一族の女達対、加藤明成・芦名衆の会津七本槍の戦いが描かれるのでやや冗長的な雰囲気なのは否めませんが、その分各人物達の様子が事細かに匂い立ってきます。悪逆非道の権化である明成等に一矢報いるべく指南役を任された剣豪、十兵衛。彼の人間らしい一面も表れつつ、敵討ちの手助けの為に会津へと奔走します。2021/08/22

黑猫

0
2005年3月17日読了2005/03/17

MIRACLE

0
会津七本槍衆に肉親を殺された藩家老・堀一族の女たち(同じく七人)の敵討ちを、柳生十兵衛がコーチ役として、手助けする。上巻は、藩主とともに帰藩する七本槍衆を追って、十兵衛と女たちは沢庵和尚とその弟子たちとともに、北へむかう。2011/09/14

てら

0
風太郎が生んだ唯一のヒーロー、柳生十兵衛。快男児の今回の敵は会津藩40万石の暴君・加藤明成とその配下「会津七本槍」。彼らの背後にはおそるべき忍法を使う怪老人・芦名銅伯が…怪人もザコも美女も地下牢もてんこ盛り。読むべし。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/383418
  • ご注意事項