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現代技術への数学入門シリーズ
パターン形成の数理/技術者のための微分幾何入門―模様や形を見る・つくる

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784061578036
  • NDC分類 413.6
  • Cコード C3341

内容説明

「模様の科学」と「形の技術」について、それぞれ微分方程式と微分幾何学を通して紹介。前者は模様や形の形成を科学し、数理モデルを構成し、検証のための数値シミュレーションを行い、自然界に見られるさまざまな模様を再現する技術を提供する。微分方程式の理論的研究がその支柱である。後者の“微分幾何”となると、それがどのような学問なのか想像し難いかもしれない。微分幾何学とは一般に、曲がった空間や曲面などを研究する分野である。アインシュタインの相対性理論の展開の基礎となったことでも有名である。そのような幾何学であるが、現在では、建築(美的・実際的観点からの屋根の形状の選択)、医療(画像診断)、ものづくり(設計から試作なしでの製造まで)、ゲームソフトの開発、データマイニングなど、社会において欠かすことができない可視化(visualization)の技術をささえる数学となっている。

目次

「パターン形成の数理」と「技術者のための微分幾何入門」
1 パターン形成の数理(常微分方程式の基礎;偏微分方程式;付録:微分方程式の数値計算;あとがきと文献ガイド)
2 技術者のための微分幾何入門(曲線・曲面の表示;平面曲線とその曲率;曲面)
付録 本編で使用したソフトウェア

著者等紹介

若山正人[ワカヤママサト]
理学博士。1978年東京理科大学理学部卒業。1985年広島大学大学院理学研究科博士後期課程数学専攻修了。現在、九州大学大学院数理学研究院教授

栄伸一郎[エイシンイチロウ]
理学博士。1982年京都大学理学部卒業。1987年広島大学大学院理学研究科博士後期課程数学専攻単位取得退学。現在、九州大学大学院数理学研究院教授

山田光太郎[ヤマダコウタロウ]
博士(理学)。1984年慶應義塾大学工学部卒業。1986年慶應義塾大学大学院工学研究科数理工学専攻修士課程修了。現在、九州大学大学院数理学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kai

1
拡散不安定性について初歩的な解説をして,実際に一様性が破れたあと,どのようなパターンが形成されるのかを数値的に紹介している.2014/03/15

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