出版社内容情報
「教育改革」を語る前にフィンランドの教育を解剖してみると、「格差」など日本の問題点が見えてくる!学校だけに依存しない学力向上のための論議。英語の早期教育は本当に効果があるのか。詰め込み教育は間違いか。ドリル式学習の問題点など、大きく捻じ曲がった日本の教育の「幼さ」を学力向上の観点から問う。(講談社現代新書)
第1部 東京で教育の問題点を探る
第1章 親の不安はどこから来るのか
第2章 完璧な子育てはない
第3章 日本は学校に依存することで近代社会をつくってきた
第2部 オックスフォードで分かり合えたこと
第4章 フィンランド型の教育を日本で実践できるか
第5章 なぜ日本人は右往左往するのか
第6章 絶対評価と相対評価
苅谷 剛彦[カリヤ タケヒコ]
著・文・その他
増田 ユリヤ[マスダ ユリヤ]
著・文・その他
内容説明
「教育改革」を語る前にフィンランドの教育を解剖してみると「格差」など日本の問題点が見えてくる。
目次
第1部 東京で教育の問題点を探る(親の不安はどこから来るのか;完璧な子育てはない;日本は学校に依存することで近代社会をつくってきた)
第2部 オックスフォードで分かり合えたこと(フィンランド型の教育を日本で実践できるか;なぜ日本人は右往左往するのか;絶対評価と相対評価)
著者等紹介
苅谷剛彦[カリヤタケヒコ]
1955年、東京都に生まれる。東京大学大学院教育学研究科教授。東京大学教育学部卒、米国ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D(社会学)。2000年から現職。専門は教育社会学、比較社会学。著書には『階層化日本と教育危機』(有信堂高文社・大佛次郎論壇賞奨励賞受賞)、『教育の世紀』(弘文堂・サントリー学芸賞受賞)などがある
増田ユリヤ[マスダユリヤ]
1964年、横浜市に生まれる。ジャーナリスト。国学院大学文学部史学科卒業。明治学院高等学校非常勤講師(世界史・日本史)。高校の教壇に立つかたわら、フリーのリポーター兼ディレクターとしてNHKテレビ・ラジオの番組を中心に教育問題の取材に取り組む。雑誌『環境会議』編集長などを歴任。月刊誌『海外子女教育』特集記事を定期的に担当。特にインターナショナルスクールについて詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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