感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
63
私は、後藤竜二さんの童話が大好きです。子供たちがとにかく元気だからです。この本は昭和58年に出版されています。ということは、モデルは私と同世代です。先生が生徒にげんこつをくれたり、チョークを投げつけるシーンがあり、保護者もそれを良しとするなど、時代を感じさせるエピソードが含まれています。しかし、先生と生徒の関係は、たとえ時代が変化しても変わらない理想的な関係性があると私は思います。先生は、生徒の声に素直に耳を傾け、成長し続けようとする人であってほしいと思います。生徒の声を聞き、ガリベン先生は変わりました。2020/12/23