出版社内容情報
野村萬斎推薦! 「狂言えほん」第4弾 いつも空腕(うその腕自慢)ばかり言っているけれど、本当は臆病な太郎冠者。主人に買い物を言いつけられて出かけますが、暗い道で出会うものが怖く見えて……。
もとした いづみ[モトシタ イヅミ]
著・文・その他
たごもり のりこ[タゴモリ ノリコ]
著・文・その他
内容説明
たろう(太郎冠者)は、おくびょうなくせに、いつも空腕(うその腕じまん)ばかり言っています。そんなたろうに、ある夕方、主人は「魚を買ってこい」と言いつけました。たろうはしぶしぶ出かけますが、暗い山道がこわくてしかたがありません。何でもないものが恐ろしく見えて、ついには主人に借りてきた刀を、命ごいに差し出してしまいました。こっそりあとをつけてきた主人は怒って、その刀を取り上げて帰っていきました。それに気づかず帰ってきたたろうは、言い訳のために、また空腕を言いはじめ…。読みきかせ4歳から。ひとり読み小学校低学年から。
著者等紹介
もとしたいづみ[モトシタイズミ]
出版社勤務を経て、子ども向けの作品を書きはじめる。おもな作品に「すっぽんぽんのすけ」シリーズ(荒井良二/絵、鈴木出版)などがある。『どうぶつゆうびん』(あべ弘士/絵、講談社)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を、『ふってきました』(石井聖岳/絵、講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、日本絵本賞を受賞。翻訳、作詞、短歌など幅広い分野でも活躍するほか、日本の伝統芸能全般に高い関心をもち、落語、狂言などの公演に足しげく通う。また、無声映画の弁士のもとで活弁を学んでいる
たごもりのりこ[タゴモリノリコ]
1972年、東京都生まれ。図書館員、ちんどん屋、骨董屋を経て、イラストレーターとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
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