講談社文庫<br> 狐狸庵VSマンボウ 〈1〉

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講談社文庫
狐狸庵VSマンボウ 〈1〉

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  • サイズ 文庫判
  • 商品コード 9784061313545
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッツ

6
狐狸庵山人とマンボウ博士の爆笑対談。二人の奥ゆかしい人柄が随所に表れてくる。お二人の間で有名なキュウリ3本の話が何度か出てくる。以前、別の読み物で読んだ時は、あまり面白く思わなかったが、最終的にキュウリ3本が狐狸庵の法螺ではなく、博士が「キュウリ三本は事実だ。」と書いてしまい、笑みを隠すことが出来なかった。  一寸、文学論を語り合っているところもある。41頁で星進一と筒井康隆の話が出てきており、大好きな作家4人が自分の中で繋がる瞬間であった。2011/12/21

きざし

2
純文学、ユーモアのあるエッセイのどちらも評価の高い、二人の対談。 先日、ドクトルマンボウこと北杜夫さんも亡くなり、対談されているお二方どちらも故人になり、寂しく感じた。 最初の対談では、まだ北さんが結婚もされていない頃であり、まだお互い親しくなりきれていない印象を受けるが、最初の対談から最後の対談では13年も最初の対談から過ぎ、和気藹々とした雰囲気が伝わってくるようだった。 互いにふざけたり、けなしたりしながら、真剣に語り合っていて、お互いに尊敬しあっている良い関係が伺えた。2012/01/29

呼吸が清々しい太陽

1
この本で北杜夫を知る。狐狸庵→マンボウ→椎名誠→原田宗典、、ってラインでエッセイにハマって行ったなあ

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