出版社内容情報
ちほとウサギのロペがクレヨン王国で大活躍お兄ちゃんを助けるために、悪魔のアオザメオニと対決することになったロペとちほ。そのためには、花ウサギのすむヤマボウシの木を見つけなければ……。 小学中級から
内容説明
ウサギのロペは、ちほと健治きょうだいの大のなかよし。日向山で行方不明になった健治たちを、さがしにでかけたちほは、ロペの案内でクレヨン王国へ。ふたりはそこで、悪魔のアオザメオニと対決することになった。そのためには、花ウサギのすむヤマボウシの木を、早く見つけなければ…。ちほとロペは、ヤマボウシの木をさがして冒険の旅へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆すずか☆fighters!o(`^´*)
14
小学生の時に一度読み再読。読みながら、子どもの頃はアオザメオニや魚や虫になり生命の危機に陥るシーンが恐ろしく感じた記憶を思い出した。2015/01/19
べりょうすか
4
テーマが重すぎ。兄とその友達が虫や魚などに変身させられて、自然破壊を死にそうになりながら体感するのは痛々しくて見てられなかった。子供の時に読んでたらトラウマになっちゃいそうだ。2013/01/22
吐露@桜花
2
昔から、大好きだった話を改めて読み返してみました。自然と人間、越えられない線はあっても、分かり合えない訳ではない…そう、思いたいな。この話を読んでから、ヤマボウシは大好きな花になりました。初夏の山の中でヤマボウシに出会うと、幹に手を当てて花うさぎと話をしたくなる僕です2012/06/19
リニアモーターガール
1
再読。ワニエモンの話は、何回読んでも胸にささるなあ。「環境によくないからこうしましょうね」よりも、こうやって伝えられるとフムフムと考えてしまう。福永先生の作品の子供たちは、真っ直ぐで強いだけでなく、言動がわりかしきついところが好きです。2015/08/25
mame
0
昔、シリーズ好きで読んだなぁと再読。人間の開発と自然環境…色々考えさせられる。終わりは少し寂しく、この後の皆のことが気になった。2021/08/27