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出版社内容情報
【内容紹介】
「あいまいさ」の価値を見直す。読者の皆さんは「あいまい工学」という言葉に恐らく始めて接して面喰っておられると思う。だいたい、工学に限らず、学問というものはあいまいな問題をはっきりさせ、明快な論理で説明するから価値があるのである。この本もたぶん、あいまいな問題をうまく処理する新しい方法論が書かれているものと想像されるかもしれない。そのような部分も若干あるが、本書でもっとも強調したいのは、むしろ、いままでの学問が排斥して来た「あいまいさ」というものが工学では非常に大切で、利用価値も高いということなのである。