出版社内容情報
約束の地パレスチナ──この地は戦火が「約束された土地」でもあった。イスラエル建国とアラブ民族主義、複雑に交錯する大国の利害、数次にわたる戦争と繰り返されるテロ……。なぜ彼らは殺し合うのか? 中東戦争の歴史と背景をわかりやすく解説する!
内容説明
約束の地パレスチナ―遙かな昔、この地を追われたユダヤ人は自らの生存を賭けてこの地に帰ってきた。一方、パレスチナ人が生きてきたこの地は、戦火が「約束された土地」でもあった。イスラエル建国とアラブ民族主義、複雑に交錯する大国の利害、数次に渡る戦争と繰り返されるテロ…。なぜ彼らは殺し合うのか?中東戦争の歴史と背景を情報たっぷりにわかりやすく解説する。
目次
第1章 パレスチナ紛争の起源―ディアスポラからバルフォア宣言まで
第2章 アラブ諸国の独立とホロコースト―アラブ・ユダヤ紛争の恒常化
第3章 第一次中東戦争―ユダヤ人国家イスラエルの建国
第4章 第二次中東戦争―大国の思惑とアラブ民族主義の台頭
第5章 第三次中東戦争―イスラエルの領土拡張政策
第6章 第四次中東戦争―イスラエル不敗神話の崩壊
第7章 中東戦争と石油危機―米ソ冷戦時代のアラブとイスラエル
第8章 イスラエル軍のレバノン侵攻―PLOとパレスチナ・アラブ人の抵抗
第9章 和平を目指す者と、それを阻む者―2000年・パレスチナ紛争の再燃
著者等紹介
山崎雅弘[ヤマザキマサヒロ]
1967年大阪生まれ。雑誌編集、ゲーム開発、測量、地図制作業務などを経て、2000年に独立。現在は雑誌『歴史群像』に現代紛争史の研究記事を執筆しているほか、グラフィック・デザインや地図制作の分野でも活躍中。中東戦争以外の現代紛争史の研究記事は「フォークランド紛争」「アフガニスタン紛争」「イラン・イラク戦争」「国共内戦」など(いずれも『歴史群像』所収)。独ソ戦およびソ連赤軍の研究家としても知られる
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