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学研コミック文庫
ヴィヨンの妻

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  • サイズ 文庫判/ページ数 169p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784059006138
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

内容説明

酒に溺れ家庭を顧みない作家・大谷の妻は、貧しい生活に苦悩し、子どもの将来を悲観していた。ある夜、大谷は何かに追われるように帰宅し、そこに「どろぼう」呼ばわりする夫婦が押しかける。そこで大谷が手にしたものは一本のナイフ―。しなやかに生きる“妻”の視点で進む、戦後の「愛の姿」を問う物語。

著者等紹介

太宰治[ダザイオサム]
1909‐1948。青森県金木村出身。本名は津島修治。東京帝国大学仏文科中退。1935年に「逆行」が第1回芥川賞の候補となる。パビナール中毒に悩みながらも、翌年に第一創作集『晩年』を刊行。1939年に石原美和子と結婚し、「富嶽百景」「走れメロス」などのすぐれた短編を発表。戦後、「ヴィヨンの妻」「斜陽」「人間失格」などで流行作家となるが、1948年に山崎富栄とともに入水自殺

さちみりほ[サチミリホ]
和歌山県出身。1989年に『ちゃお』(小学館)にて「日だまりの階段」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。