内容説明
斬新な解説と豊富な写真、さらに、五大明王、眷属像の見方まで収載。各地への現地取材をまじえ、信仰、造形、歴史といった立体的な視点から、不動明王像の全貌に迫る。
目次
1 不動明王像を知る(僧侶たちの不動明王像;貴族たちの不動明王像)
2 不動明王の名像を巡る(東北をゆく;関東をゆく ほか)
3 不動明王像の見方(基本の造形;さまざまな造形)
4 五大明王像を知る(降三世明王;軍茶利明王 ほか)
5 眷属像を知る(二大童子像;八大童子像 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラグエル
5
わーい。やっと入手。すごい良い本だったんだけど、人気なかったのかなあ。2014/01/18
yasuko
1
不動明王とはどんな存在なのか気になって借りた。成立にたいてはわからない点も多いようだ。2020/10/13
Mマジパン
0
不動明王は仏様の中では下座におられるような印象だが、実は大日如来の「教令輪身」なのだそうである。つまり頑迷で煩悩まみれの衆生を、圧倒的な威力によって教化・善導するためにとる変化(へんげ)の一つなのだ。それで恐ろしいお顔で武器を持ち、燃え盛る火炎を背に負っているわけだ。ただ怒りの表情の下に深い慈悲の心も感じる。現代でも至る所にある「お不動さん」が愛され続けている所以であろう。2021/06/08
ひ※ろ
0
★★★☆☆2021/03/07