内容説明
1940年9月、ドイツはイギリスを占領した。アメリカは日本の南進作戦を黙認して制裁を下さず、三国同盟を破棄させ日独を噛み合わせる画策をする。日本はインド解放のため「大和」を旗艦とする連合艦隊を送った。一方ドイツもバルバロッサ作戦と同時進行で、英植民地最大の糧を狙い英海軍自慢の戦艦を擁してインドへ向かう。先発小沢艦隊とイ号潜水艦が会敵。「零戦」と「メッサーシュミット」の大空戦で、驚異の世界大戦の幕が切られた。
著者等紹介
田中光二[タナカコウジ]
1941年、ソウル生まれ。早大卒業後、NHKのプロデューサーとなる。作家デビュー後は数々のポリティカル・アドベンチャー、SFの傑作を世に問い、「黄金の罠」で第一回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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