歴史群像新書<br> 興国の楯―通商護衛機動艦隊 ウエワク奪還作戦

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歴史群像新書
興国の楯―通商護衛機動艦隊 ウエワク奪還作戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054030855
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

帝国陸軍は、通商機動部隊の協力を得てポートモレスビーの機雷封鎖を実施する。航空基地壊滅に続き、港湾機能の麻痺によるポートモレスビーの事実上の閉塞は、オーストラリアの孤立化をさらに深めていく。一方アメリカは、日本軍の防衛線に楔を打ち込むべく、航空基地建設の途上にあったウエワクを海兵隊で急襲、占拠した。哨戒、防空の要衝であるウエワクを奪還すべく、ただちに陸軍の緊急展開部隊である海上機動大隊に出撃命令が下った。航空護衛鑑「天狼」率いる通商機動部隊もまた、奪還部隊を護衛して勇躍、ウエワクへと向かう。だが、アメリカ軍は、複数の潜水艦による群狼作戦により、奪還部隊を葬ろうとしていた。南太平洋の戦局を左右する、新たな戦いの幕が開く。

著者等紹介

林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道夕張郡長沼町生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼少時より軍事や防衛問題に興味を抱く。上京後、戦略シミュレーションの原案などで活躍後、確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は、科学的アイデアと社会学的文明シミュレーションが融合した作品を次々に発表し、新時代ハードSFの旗手としても期待を集めている。宇宙作家クラブおよび日本SF作家クラブ会員。また現在、ホームページ「林の頁」を開設中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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