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母親というものは

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22cm
  • 商品コード 9784054030305
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0093

内容説明

近すぎていえない、母さんへの言葉…。みんなそれぞれに思っている“ありがとう”を…。伝えたかった気持ちが今、この1冊にこめられた。

著者等紹介

葉祥明[ヨウショウメイ]
画家・詩人・絵本作家。1946年熊本生まれ。1972年初版、創作絵本「ぼくのべんちにしろいとり」を出版。イギリス、フランス、スウェーデンで発刊。1990年「風とひょう」で、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。1991年北鎌倉に、“葉祥明美術館”を開館。1992年郵政省ふみの日記念切手にオリジナルキャラクター「JAKE」が採用される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

71
自分の息子が母親を悲しませる姿を見るたびに、父親である私は苦々しく、そして、情けなく思います。この詩集を手にとったのはそういう日々が続いていたからかもしれません。以下、詩の一部を引用します。「どんなに高価な贈り物より/我が子の優しいひと言で十分すぎる程幸せになれる/母親というものは/実に本当に無欲なものです/だから/母親を泣かすのは/この世で一番いけないことなのです」。はっとしました。いけないことしているのは自分でした。50歳にもなって母親に心配かけ続けています。母さん、○○○○○○。母さん、○○○○○。2022/07/02

黒猫

17
落ち着いた気持ちの静かな場所でこの本を開くとフツフツと母に対する子供の気持ちが出てくる。ツラいときにお母さんと言うだけで、すこしは楽な気持ちになる。「今のうちに、うんと母さんにやさしくしとこう。そうしたくてもできなくなる日が、いつか来るかもしれないから」「母さんの望むことはわかっています。何とかそれに応えたいけれどそうもいかないのです。そんな私を許してください」本編より。この詩が私の母への気持ちを代弁してくれている。泣ける詩であり、心に染みる詩です。おすすめします。来年の正月は故郷に帰ろう。。2019/12/01

まさまま

11
素直で飾らないことば、ふんわりしたイラストに作者の優しさが詰まっている。余白が美しい。母親の声が聞きたくなった。いまだに心配かけさせている自分は、どのくらい恩返しできただろうか。母親から受けた無償の愛を我が子に注ぐことが恩返しになるのか。去年喜んでくれたバラ園に誘ってみよう。無邪気に喜ぶ顔が早く見たい。2019/05/26

uc__ci*

11
母さんって言葉は ありがとう 大好き そして ごめんなさい という意味です 「母親」という言葉は どこか哀しく どこかなつかしく そして とても ありがたい2014/07/24

ニャンゴロウ

5
葉祥明さんの温かい絵と言葉に溢れた一冊。鏡をのぞくと母親そっくりに老けた自分がいる。娘たちと話すとおばあちゃんの話し方に似てきたと言われる。嫌だなと思う反面嬉しくもある。私は母親からもらった無償の愛を同じように娘たちに注げているだろうか。 2020/01/15

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