出版社内容情報
昭和19年6月10日、米軍は九州上陸、本土蹂躙を開始!功を奏すかに思えた帝国のゲリラ戦だが、来襲した米兵力は強大すぎた。次第に破綻をきたしはじめる防衛線。九州陥落の悪夢がきざす中、帝国は首都防衛を視野に入れた作戦立案を余儀なくされる……!
内容説明
対日戦争を機に、対独参戦をもくろむ世界最大の軍事国家アメリカは、経済制裁と恫喝外交で日本を追いつめ、ついに昭和19年3月、対日宣戦布告に踏みきった!!緒戦、連合艦隊壊滅の大敗を喫した帝国は、徹底抗戦を決意、要塞化した九州に米軍を誘いこんで迎撃殲滅という、無謀ともいえる作戦を決行した。しかし、太平洋艦隊全艦艇、航空機1800機…来襲した米兵力はあまりに強大すぎた!!次第に破綻をきたしはじめる防衛線。南九州陥落という悲劇の予感がきざす中、帝国は首都防衛を視野に入れた作戦立案を余儀なくされることに―。
著者等紹介
橋本純[ハシモトジュン]
昭和37年、群馬県前橋市出身。模型建築デザイナー、フリーライターを経て、90年頃よりミリタリーライター、コミック原作者として多数の作品を発表する。93年『ト・ロ・ル』(光栄)で小説デビュー。推理作家協会会員
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