出版社内容情報
大坂の陣を控え徳川家康は、大坂方の反撃を予想してかつて信長が拠点としていた那古野の地に一大軍事要塞を築いた。名古屋城である。それはまさに、実戦を予測して築かれた戦国最後にして最大の城であった。知られざるそのすごさに迫る!
内容説明
金の鯱が燦然と光を放つ名城は大坂の陣を控えた徳川家康が、東海道筋の要衝として築き上げた戦国最後にして最大の軍事要塞だった。その知られざる全建築と全構造に迫る。
目次
カラー図鑑(空から見た名古屋城現況;名古屋城鳥瞰復元 ほか)
第1章 名古屋城と尾張藩(名古屋前史―那古野から名古屋へ;徳川名古屋城の誕生 ほか)
第2章 名古屋城―その構成と建築(最後にして最高の軍事要塞;史上最大級の名古屋城天守 ほか)
第3章 城と城下町(厳重な管理を受けた天守と城門;倉庫として使われた櫓 ほか)