出版社内容情報
関ケ原の合戦後、妖童・豊臣秀頼の出現により、徳川家康は蟄居を命ぜられた。そして、翌、慶長6年の年明け、会津の上杉景勝が旧領を復するべく春日山城を急襲する。新たな乱世を迎えた大八洲の勢力地図は、いま大きく塗りかえられようとしている。
内容説明
関ヶ原の合戦後、妖童・豊臣秀頼の出現により、徳川家康は蟄居を命ぜられた。翌、慶長六年の年明け、会津に座す上杉景勝が、旧領を復するべく春日山城を急襲する。家康は大坂方に計らず、独断で結城秀康を先鋒とする討伐軍を起こした。しかしその行く手には、表裏比興の風聞も憚らず、景勝と同盟を結んだ伊達政宗の罠が待ち受けていた。新たなる乱世を迎えた大八洲の勢力地図は、いま大きく塗りかえられようとしている。